はじめに:大雪山という山はない!
元号が変わって最初の紅葉狩りは、「日本一早い紅葉」を愛でようと、北海道・大雪山へ行ってきました。
実は、大雪山という山はないのです!
北海道の中心部に広がる、北海道、最高峰・旭岳2,291mを主峰とする、国内最大の山岳国立公園の総称が「大雪山国立公園」なのです。
その規模なんと、23万ヘクタール。ピンとこないと思いますが、神奈川県と同程度と聞けば、いかに広大かがわかりますね!
黒岳編
ビジターセンターで情報をGet!
大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ乗り場の向かい側に「層雲峡ビジターセンター」があります。
今日の山の天候やコース情報が入手でき、休憩コーナーもあります。


ちなみに、ビジターセンター周辺には、ペンションやホテル、ラーメン店、セイコーマートなどがあり、お土産や、ちょっとした日用品が揃います。
町並みは、ちょっぴりスイスみたいな雰囲気です!


いざ、ロープウェイで黒岳駅5合目へ!
ロープウェイからの眺めは、こんな感じ!層雲峡温泉の町並みが見えます。


ロープウェイは、黒岳駅・5合目(標高1,300m)に到着します。
駅の屋上は展望台になっていて、そこから雄大な景色が見られます!


【大雪山 層雲峡・黒岳ロープウェイ】
- 住所:上川郡上川町層雲峡
- 電話番号:01658-5-3031
カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)
「カムイミンタラ」とは、アイヌ語で神々の遊ぶ庭という意味。
黒岳には300種類以上の高山植物が生息し、自然豊かな山です。
まさに「神々の遊ぶ庭」と呼ばれるにふさわしい、雲の上の楽園なのです。

9月の植物
訪れた9月は、お花の時期にはちょっと遅く、そろそろ紅葉が始まろうという時期。
エゾリンドウやチングルマの綿毛が残っていました。




そして、肝心の紅葉はいかに!
私が訪れたのは2019年9月17日。紅葉は、色づきが始まったばかり。
それでも、壮大な山々と紅葉のコラボに、心が癒されました。


実は、この翌日、黒岳は今年の初冠雪でした。雪と紅葉の景色もまた美しいかもしれませんね。
翌日は、「大雪高原温泉 沼めぐり(標高1,500m)」と「赤岳・銀泉台(標高1,620m)」へ。
今日より標高が高いので、紅葉への期待が高まります。
おまけ:銀河・流星の滝
黒岳ロープウェイ乗り場から、車で20分程のところに、日本の滝百選に選ばれている「銀河・流星の滝」があります。
柱状節理(ちゅうじょうせつり)の断崖から流れ落ちる景色が、とっても美しい!


2つの滝が寄り添っているように見えることから「夫婦滝」とも言われているそうです。
黒岳に行かれる際は、ぜひ立ち寄って、マイナスイオンで癒されてください!