目次
3. 旭山動物園の見どころ紹介
4. もぐもぐタイムは必見!旭山動物園のイベント情報
3. 旭山動物園の見どころ紹介
まずはおすすめの14ヶ所をご紹介します。


園内には上記のような全体地図があり、各スポットに番号がふられて説明されています。この記事を読まれた方が、園内の地図で簡単に見たいところを探すことができるよう、スポットごとに園内地図にある番号を記載しました。ぜひお役立てください!
3.1 【大人気!】ホッキョクグマ館

クマの中で、唯一海洋性であるホッキョクグマ。ダイナミックに泳ぐ様子は必見です。悠々と歩いたり、水に浸かってお休みしたり。巨大プールの中を泳ぐ白クマは、まるで大きなぬいぐるみのよう!
「シールズアイ」というのぞき出窓があり、ガラス越しに大接近するホッキョクグマと挨拶できるかもしれません。
※園内地図番号5参照
3.2 【大人気!】あざらし館
アザラシのプールには舟とテトラポットが配置され、海の雰囲気そのもの。くるりとカラダを横回転させながら、気持ち良さそうに泳ぐアザラシの様子を大きなガラス越しに見ることができます。

時には、筒状のガラスの柱「マリンウェイ」(上記画像)を通ることも。まるで空中を泳いでいるかのような、不思議な光景をお楽しみください。
※園内地図番号4参照
3.3 【大人気!】ペンギン館

旭山動物園には4種類のペンギンが生息しています。中でも「キングペンギン」は体が大きく、色も鮮やか。群れているととても華やかです。館内には海を360度見渡すことのできる水中トンネルがあり、そのトンネルを通っていると、まるで海の中を歩いているような気分になれます。
時折ペンギンが泳いで行くのですが、特に頭上を泳いでいる時は、ペンギンが空を飛んでいるかのよう。「ペンギンって鳥なんだな」と思う瞬間です。冬の期間には、ペンギンたちが雪の上をよちよち歩きでお散歩。このペンギンのお散歩は、大人気イベントです。
※園内地図番号3参照
3.4 【大人気!】もうじゅう館

動物園の醍醐味と言えば、普通なら近寄ることのできないような猛獣を間近に見られること。
旭山動物園の「もうじゅう館」には、トラ、ライオン、ヒョウ、ヒグマがいます。ガラスや網越しに、その息づかいを感じられるかと思うほど、かなり間近で観察することができます。
トラが急に走り出す時などは自然界のトラを見ているようで、大興奮間違いなしです!
※園内地図番号6参照
3.5 【人気!】くもざる・かぴばら館

不思議な同居の組み合わせ、クモザルとカピバラ。生活圏はきちんと分かれているようで、クモザルは上の方、カピバラは下の方と、上手に共生しています。お互いに目もくれず、共存がすっかり板についていました!
※園内地図番号21参照
3.6 【人気!】レッサーパンダ舎
見た目もしぐさもとてもかわいらしいレッサーパンダ。身のこなしが軽く、木登りが得意なようで、高い吊り橋の上でお休みしている姿をよく見かけます。

レッサーパンダのいる吊り橋は、人間が歩く頭上にかかっているのですが、動物と人間の間にはガラスも網もない状態!
人と動物の間に自然な空間を演出する、そんな工夫がたくさんある点も旭山動物園の魅力でしょう。
※園内地図番号7参照
3.7 【人気!】シロフクロウ舎

北極圏に生息するシロフクロウ。その地域では最大の猛禽類(もうきんるい)だそうです。
旭山動物園には2羽のシロフクロウが住んでいますが、1羽は白く、もう1羽は白黒の模様入り。オスとメスで色が違うそうで、白い方がオスです。冬には雪と同化してしまうほど真っ白で、どことなく気品が感じられます。
※園内地図番号8参照
3.8 こども牧場

見るだけでなく、実際に動物に触れることのできるこども牧場。ここではウサギやモルモット、ヤギなど、おとなしくかわいい動物たちが待っています。
動物たちとの触れ合い体験に、きっと子どもたちは大喜びですね。
※園内地図番号24、25参照
3.9 きりん舎

キリンを下から見上げたり、キリンの目線ぐらいある高さから観察できたりと、いろいろな角度からキリンと交流を図ることができます。下から見上げれば、キリンの脚の長さを実感することができますし、目線の高さに行けば、長い首の上の小さなキリンの顔をじっくり眺めることができます。
長い舌でエサを上手に食べる姿もお見逃しなく!
※園内地図番号28参照
3.10 エゾシカの森

北海道のエゾオオカミが絶滅してしまったことにより、エゾシカが急増。かわいいエゾシカですが、木や農作物を食べ荒らし、農家さんたちを困らせてしまうのだそうです。そこで旭山動物園では、エゾシカと農業の共存を図るべく、エゾシカの森に電気柵で囲った畑が実験的に作られました。果たして、エゾシカが生息するエリアで農作物が収穫できるでしょうか。実験結果も気になります。
また、シカとオオカミとは隣接して暮らしているのだそう。捕食関係にあるのに、そんなに近くで暮らしていることにもビックリですね。
ただ動物を見るだけでなく、その動物の生態を学んだり社会問題まで考えたりと、旭山動物園の工夫に頭が下がります。
※園内地図番号10参照
3.11 オオカミの森

オオカミが住むエリアには、なにやら地面から飛び出た透明のガラス窓が。これは「ヘアーズアイ」と言って、オオカミの棲みかを地下から見上げ、360度観察することができる仕掛けです。オオカミが近くを通ると、まるでウサギか何かの小動物になったようなドキドキ感。ガラス越しとはいえ、この臨場感を味わえるのは旭山動物園ならではです。
見た目は「大きな犬」といったところですが、するどい眼光と凛々しいいでたちで、とてもカッコイイです。
昼間はゆっくり横になっていることが多いのですが、たまに遠吠えをすることがあり、これがまた超クール!館内放送に反応して遠吠えすることがよくあるそうですので、放送が流れたら遠吠えをしそうかどうか、チェックしてみてください。
※園内地図番号9参照
3.12 北海道産動物舎
大きな網が自然の木々を取り込むように張られたエリア。ここに、北海道産の動物がたくさん住んでいます。まるで北海道の森の中かのような歩道を進んでいると、キタキツネやエゾタヌキ、エゾリスといったお馴染みの動物に並び、なかなかお目にかかれない、立派で美しい鳥が現れました。

画像の鳥は国指定天然記念物のオオワシで、木に止まっているとさほど大きくは見えませんが、翼を広げるとなんと2メートル以上に! 日本で見ることのできるワシ・タカの中で一番大きいのだそうです。
※園内地図番号14参照
3.13 かば館

3メートルプールに大きな大きな体を浮かせて、のんびりとくつろいでいるカバ。たまに耳がピクピクと動き、起きたと思いきや、やはり目を閉じて眠ったまま。
カバと言えば大きな口を開けているところをイメージするのですが、そうしょっちゅう口を開けているわけでもなさそうです。
「あーん」としているところを見ることのできた人は、ラッキーかもしれません!
※園内地図番号27参照
3.14 ととりの村

記念すべき初の「行動展示」だったのが、ととりの村です。
「村」というだけあって、網で囲われた中にいることを忘れてしまうくらい大きな、公園のような場所。池周りや木々の中をお散歩しながら、水鳥たちの姿を観察することができます。
カモやハクチョウ、コクチョウなど、たくさんの水鳥が集まっている場所で、卵を温めているお母さん鳥に遭遇することも。そんな時はそっと見守ってあげてくださいね。
※園内地図番号2参照
4. もぐもぐタイムは必見!旭山動物園のイベント情報

エサを食べる姿を見て、飼育スタッフのガイドを聞いて、動物たちの生態を学ぶことができるのが「もぐもぐタイム」。もぐもぐタイム開催時間の案内は、正門、西門、東門、そしてサポートセンターに掲示されています。毎朝更新されていますのでぜひチェックしてください。
全て予約不要で見学できます。
4.1 ホッキョクグマのもぐもぐタイム

飼育スタッフが巨大プールの中にエサを投げ入れると、ホッキョクグマが一生懸命それを追いかけてパクリ。その様子を大きなガラス窓から見ることができます。
犬かきのように水面を泳ぐ姿は一見かわいらしいのですが、水中にもぐってエサを取りにいく姿は豪快そのもの!陸を歩いている時や、水中でのんびりしている時とはまた違ったホッキョクグマの姿を観察することができます。
4.2 ペンギンのもぐもぐタイム

もぐもぐタイムの嬉しいポイントは、すべての種類のペンギンに会えること。4種類のペンギンたちは普段バラバラに生活しているため、すべてのペンギンを見ることは難しいのです。しかしもぐもぐタイムに訪れれば、皆がエサを求めて集まってくるので見逃すことはありません!
種類によって大きさも色も違いますので、自分なりの見分け方を探すのもひとつの楽しみ方。エサとして与えられたお魚を、1匹丸ごと噛まずにゴックン!している姿にも注目です。
4.3 ボルネオオランウータンのもぐもぐタイム

手をニューッと出してエサを要求するボルネオオランウータン。態度の大きい様子にクスッと笑ってしまいます。ゴリラの次に大きな類人猿とのことで、迫力も満点!
飼育スタッフがわざとエサを穴の中に入れてみると、枝を使って上手に取り出すオランウータン。とっても頭が良い動物です。
もぐもぐタイムの最後には、オランウータンの「空中散歩」が見られることも。頭上高くにロープが張られ、そのロープを渡った先にエサが置かれてあります。サーカスのようにロープを渡り、見事エサをゲット!オランウータンは器用なのです。
ロープは6階ほどの高さにあり、渡っている間は落ちないようにと思い、見ている方がハラハラしてしまいます。
4.4 アザラシのもぐもぐタイム

アザラシが暮らすプールには浅瀬になった砂浜があり、まるで本物の海のよう。飼育スタッフはこの砂浜でエサを用意するのですが、アザラシたちはエサをめがけて「ズザザーッ!」と勢いよく陸に上がってきます。時には勢いが足りずに、陸上までたどり着けず途中で止まってしまう子も。途中で止まってしまったら、もう一度水中に入ってやり直し......。
頑張るアザラシたちに、エールを送ってあげてください!