目次
■平成に流行った懐かしの食べ物
 ナタデココ
 おとなのふりかけ
 桃の天然水
■まとめ

■平成に流行った懐かしの食べ物

「こんなのあったよね…」平成レトロブームで再燃する懐かしのグッズ7選!
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

その時代を語る上で欠かせないもののひとつに「食ブーム」がある。続いては、平成時代に流行った懐かしの食べ物を振り返ってみよう。

ナタデココ

1990年代前半に流行った代表的な食べ物といえば、ナタデココだろう。1992年、大手外食チェーンが、メニューとしてナタデココを提供したのがきっかけで人気が高まり、雑誌やテレビCMにも取り上げられたことで、日本全国でナタデココ旋風が巻き起こる。

ところが、1994年頃にはブームが沈静化。原産国のフィリピンには、ナタデココ工場にリストラされた失業者が街にあふれたという、悲劇的なエピソードが残っている。

おとなのふりかけ

1989年に誕生した、おとなのふりかけ。「ふりかけは子どもの食べ物」という常識を変え、ふりかけ市場を一気に拡大させた商品だ。子どもがこっそりおとなのふりかけを食べる、というストーリーのテレビCMは大きな反響を呼び、ふりかけが記録的な売上を叩き出した。

令和になった現在でも販売は続けられ、食卓やお弁当のお供として、おとなのふりかけは多くの人に親しまれている。

桃の天然水

1998年のテレビCMをきっかけに、爆発的にヒットした清涼飲料水。「桃水(ももすい)」「桃天(ももてん)」の愛称で親しまれ、CM内でタレントが連呼する「ヒューヒュー」という言葉は、その年の流行語にも選ばれた。

その人気っぷりはすさまじく、当時、一日に何リットルも清涼飲料水を飲んで「ペットボトル症候群」になる若者が続出し、社会問題にもなったほどだ。久々に飲んでみたいと思った人もいるかもしれないが、残念ながら、2021年に桃の天然水は販売が終了している。

■まとめ

この記事では、Z世代とミレニアル世代で平成カルチャーが人気の理由と、平成に流行った懐かしのグッズ・食べ物を紹介した。

お盆休みで実家に帰省し、昔使っていたアイテムを見て懐かしさに浸った人もいるだろう。古きよき思い出を胸に、大人になってからの時間も楽しんでもらいたい。

楽しんでいただけただろうか。今後も「男の隠れ家デジタル」らしい切り口で、あなたの知的欲求を満たす情報をお届けしていきたいと思う。

提供元・男の隠れ家デジタル

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