浅場にポインと移動

その後潮が満ちて来たので水深30~50cmの浅場に移動。ボートで釣る意味があるのかと思いながらも釣り再開。しかしこれが大正解。ヒネハゼ交じりでデキハゼが入れ食いになった。

サオを上げるとエサがそのまま残っていた。「釣れないなぁ……」と思いながらそのまま水面に仕掛けを振り込もうとすると妻が「何か付いているよ」と教えてくれた。ハリ先をよく見ると超小型の1.7cmのハゼが掛かっていた。こんなに小さいハゼを釣ったのは人生初。

江戸前の『手ばね』ハゼ釣り満喫 15cm頭に夫婦で88匹【たかはし遊船】
(画像=当日最小1.7cmのハゼ(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)、『TSURINEWS』より 引用)

手ばね(和竿と中通し)の魅力

妻も一時入れ食いになって、忙しそうに釣っている。筆者が子供のころから愛用しているガイド付きの和竿の手ばねザオを貸して釣っていたが「ブルブル感(魚の引き)がグラスやカーボンロッドと全然違う、こっちの方が断然凄い」と言って小型のハゼながら魚の引きがよりダイレクトに手に伝わる和竿に魅了されたようだ。

一方筆者は昨年関釣具店で購入した中通しの手ばねザオを使用。ガイド付きロッドのようにミチイトがガイドに絡むこともなく、感度もいいのでかなり気に入っている。何より手ばねザオはリールを付けないので軽量なのが好きだ。

お互い江戸前ならではの手ばねザオでのハゼ釣りを満喫して11時半に納竿。