「TikTok」が圧倒的支持を集める結果に

オジサンの知らない世界…小中学生のSNS利用調査結果に驚き! 低学年で「TikTok」利用率が急上昇
(画像=小中学生のSNS利用率サービス別(NTTドコモ「モバイル社会研究所」調べ)、『オトナライフ』より 引用)

どの世代においても、もっとも利用が多いSNSは「LINE」だった。小学生低学年で約20%、小学生高学年で約40%、中学生では約85%程度が利用しているという。理由として考えられるのは、拡散や匿名でつながりやすい他のSNSとは異なり、LINEは家族や友人との連絡手段として利用されている点が大きいだろう。

一方で、LINEに次ぎ、人気となっているのが「TikTok」だ。オジサン・オバサン世代には驚きかもしれないが、小学生低学年ではLINEとほぼ同じ利用率があり、さらに低学年女子においてはLINEを上回る人気っぷりである。文字情報の比重の高いSNSよりも、短い時間で目をひく動画を楽しめるTikTokは幼い子どもにとってなじみやすいのだろう。

あと10年もすれば「TikTokを見て育った世代」が世の中にあふれるのかと思うと、オジサン世代はいまからジェネレーションギャップを抱かずにはいられない。

このように、子どもがSNSと出会う時期が早く、いずれのSNSにも子どもを守ることを目的とした利用年齢の規定があることを忘れてはならない。LINEでは利用推奨年齢を12歳以上と規定、それ以下の子どもに対しては保護者の管理のもと設定を行なうとしている。

Twitter、Instagram、TikTokに関しては13歳以上であることがサービスの利用条件だ。しかし実際は、ルールをかいくぐって子どもたちはSNSを利用している。ネット上にあふれる有象無象の情報から、子どもをどう守っていくか考えるのもオトナのつとめだろう。

参照元:SNSの利用上昇傾向 中学生では9割を超える【モバイル社会研究所】

※サムネイル画像(Image:FrimuFilms / Shutterstock.com)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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