手軽に痩せるやり方を知りたい、と思った時におすすめなのがストレッチダイエットです。毎日ストレッチを続けることで、脂肪燃焼などのダイエット効果を得られると言われています。本記事では、ダイエットにおすすめのストレッチのやり方を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次

ストレッチがダイエットにおすすめの理由

「手軽にダイエットできるやり方を知りたい」「筋トレはきつい」と思った時におすすめなのが、ストレッチです。まずは、ストレッチがダイエットにおすすめの理由からチェックしていきましょう。

理由①:代謝が上がる

ダイエットに効果的なストレッチ人気9選!手軽に痩せれてメリットたっぷり!
(画像=pixabay/Photo byStockSnap、『暮らし〜の』より引用)

体の柔軟性を上げ、血流を促進するのがストレッチの主な効果と言われています。血流がよくなると代謝が上がり、脂肪が燃えやすくなるのがダイエットのポイント。脂肪の溜め込みを防ぎ、痩せやすい体作りにつながる働きを期待できます。

理由②:脂肪を燃焼するホルモンを促進

ストレッチによって血流がよくなると、脂肪を燃やすホルモンが促進される効果があると言われているのも、ストレッチがおすすめの理由です。ストレッチによって脂肪が燃えやすい体を作り、手軽なダイエットに励んでいきましょう。

理由③:食事への欲求を抑えるメリットも

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(画像=pixabay/Photo byAndiP、『暮らし〜の』より引用)

ゆっくりと呼吸をしながらストレッチを行うことで心が落ち着き、食事に対する欲求を抑えるメリットも期待できます。「ダイエット中でも食べ過ぎる」と感じている場合は、ストレッチをして穏やかな気持ちになり、食欲をコントロールしてみてはいかがでしょうか。

ダイエットにおすすめのストレッチ9選

続いては、ダイエッターから人気を集めているストレッチのやり方についてご紹介します。初心者でも手軽に始められる方法を厳選したので、ぜひ参考にしてみてください。理想のスタイルを目指して、頑張っていきましょう。

ダイエットにおすすめ①:ごきぶりストレッチ

床に横になった状態で行える、手軽なストレッチです。初心者でも簡単できるのに、ダイエットに役立つと人気を集めています。体全体を動かすことによって血流を改善するだけでなく、体の内側の筋肉も鍛えられるのがポイントです。

また、体の冷えを改善するのにもおすすめ。しっかりと体を揺らすことを意識しながらストレッチを行い、ダイエットしていきましょう。

ごきぶりストレッチのやり方

まずは、上を向いて寝ましょう。手と足を上に上げたら、細かく揺らしていきます。体全体が動くのを感じながら、60秒ほど揺らしてください。時間が訪れたらダイエットストレッチの完了です。

ダイエット効果を上げるコツ:力を入れ過ぎない

体に力を入れ過ぎると、全身を揺らしにくくなります。力を入れず、脱力した状態で行うとダイエットによい効果を期待できるでしょう。

また、お腹で体をサポートするようなイメージで足と手を上げるのもポイントです。最初は細かく揺らすのが難しい場合がありますが、毎日続ければ慣れていくので、諦めずに頑張ってください。

ごきぶりストレッチのコツまとめ

  • 力を入れず、脱力状態で体を揺らす
  • お腹で全身を支えるイメージで手足を上げる

ダイエットにおすすめ②:お尻ひねりストレッチ

筋トレをしなくてもくびれを作りたい、という人から人気を集めているダイエット方法です。お尻の周りをひねることによって体の柔軟性が高まり、くびれを作るのに役立つと言われています。

また、お尻をきゅっと引き締める働きを期待できるのも、このストレットのメリットです。お尻が垂れてきたのが気になる、という場合も毎日ストレッチを行うことで理想のスタイルに近づいていきましょう。

お尻ひねりストレッチのやり方

上を向いて寝たら、右脚の膝を曲げながら左脚の向こう側へと持っていきます。膝を床につけた状態で、20秒キープしてください。20秒経過したら、右脚を元の場所に戻します。

続いて、左脚の膝を右脚の方へ持っていき、床につけましょう。20秒キープして、左脚を下の位置に戻したら1セット。3セットほど続けたら完了です。

お尻ひねりストレッチのコツ:呼吸を意識する

膝を床につけた状態をキープする際には、大きく呼吸することを意識してください。息を吸って、吐く動作をきちんと意識すると血流がよくなり、体の柔軟性が高まると言われています。

また、膝が床につかないのであれば無理をする必要はありません。無理をすると怪我の原因になるので、できる限り床に近づける程度に留めておきましょう。毎日続けていけば、膝が床につくようになります。

お尻ひねりストレッチのコツまとめ

  • 呼吸をしながら膝を床につける
  • 膝が床につかないのなら無理をしない

ダイエットにおすすめ③:太もも伸ばしストレッチ

ダイエットに効果的なストレッチ人気9選!手軽に痩せれてメリットたっぷり!
(画像=pixabay/Photo byStockSnap、『暮らし〜の』より引用)

太ももを伸ばすことによって、脚痩せを狙えるストレッチ方法です。脚周りを効果的にダイエットしたい、という場合におすすめ。手軽な方法で取り組めるため、ストレッチ初心者にも適しています。

太もも伸ばしストレッチのやり方

お腹を下に向けた状態で、床に寝ます。右足を手で持ったら、お尻の方へ近づけていきましょう。ギリギリまでお尻に近づけた後、25秒程同じ状態をキープ。25秒が経過したら、ゆっくりと下の状態に戻します。

続いて左足を手で持ち、同じようにお尻の方へ近づけてください。25秒キープして、元に戻したら1セットになります。このセットを3回続けたら完了です。

太もも伸ばしストレッチのコツ:できる限り脚を曲げる

きちんと筋肉を伸ばすことがダイエットのポイントです。手で足を持ったら、できる限り曲げるようにしましょう。ただし、無理は禁物です。「これ以上は無理」と思ったら、その場所で止めてください。

また、曲げている状態を維持している時は呼吸を忘れずに。呼吸が止まっていると、体の柔軟性が上がりにくくなります。大きく息をすると血流もよくなるので、しっかりと呼吸をしながらストレッチを行うことが大切です。

太もも伸ばしストレッチのコツまとめ

  • できるだけ足を曲げてお尻に近づける
  • 呼吸を意識して足を曲げた状態を維持する

ダイエットにおすすめ④:太もも引き締めストレッチ

太ももをキュッと引き締めたい時におすすめのダイエットストレッチは、他にもあります。太もも周りを十分に伸ばすことによって、股関節の柔軟性も高まるのが嬉しいポイント。

股関節が柔らかくなると、体全体の動きがよくなると言われています。ダイエットだけでなく健康的な体作りのためにも、太ももを伸ばしていきましょう。

太もも引き締めストレッチのやり方

最初に、両手を前に出して床につけます。続いて左脚は90度に膝を曲げた状態にし、右脚を後ろに伸ばしましょう。右脚を伸ばした状態で、20秒キープ。20秒後、ゆっくりと体勢をもとに戻します。

次に、右脚の膝を曲げ、左脚を後ろに伸ばしてください。20秒キープして元に戻したら1セットになります。2セット続けたら、完了です。

太もも引き締めストレッチのコツ:伸ばした脚は真っ直ぐに

後ろに伸ばす脚は、なるべく真っ直ぐになるようにしましょう。膝が曲がっていると、十分に太ももを伸ばせません。最初はなかなか真っ直ぐにならない場合があるので、無理をしないでゆっくり伸ばすようにしてみてください。

また、両手に重心をかけ過ぎないことも重要なポイントです。後ろに伸ばした脚や膝を曲げた脚にも重心を分散し、体全体が伸びるように意識するとダイエット効果が現れやすくなると言われています。

太もも引き締めストレッチのコツまとめ

  • 脚を真っ直ぐにしてしっかり伸ばす
  • 重心を両手だけにかけず、全体に分散する

ダイエットにおすすめ⑤:両足抱え込みストレッチ

手軽に痩せるためにおすすめしたいダイエット方法が、両足を抱え込むストレッチです。とても簡単なのに、お尻周りの筋肉を鍛えられるのが嬉しいポイント。激しい運動に慣れていない方も、簡単にチャレンジできます。

両足抱え込みストレッチのやり方

上を向いたら寝たら、両脚を胸の辺りに寄せます。脚を胸に寄せたら両腕で包み込み、さらに胸の方に近づけるようにしましょう。十分に近づけたら、30秒ほどキープします。30秒経過後、下の状態に戻したら1セットです。同じ動作を3セット続けてください。

両足抱え込みストレッチのコツ:腰が浮かないようにする

両脚を胸に寄せる時に腰が浮いてしまうことがありますが、なるべく浮かせないようにしてください。腰が浮くと、筋肉が伸びにくくなります。

また、痛みを感じない程度にストレッチをすることも、ダイエットにおいては大切なポイントです。無理をしても痩せる効果が高まるわけではないので、自分ができる範囲で両脚を胸に寄せるようにしましょう。

両足抱え込みストレッチのコツまとめ

  • 腰を浮かさないようにして両脚を胸に寄せる
  • 痛みを感じない程度にストレッチをする

ダイエットにおすすめ⑥:背伸びストレッチ

背伸びをするだけで痩せると言われている、人気のストレッチです。寝る前に短時間で行えるのが魅力。しっかりと伸ばすことによって全身が解れ、リラックスした状態で眠りに入れます。手軽にダイエットを始めたい、という方はぜひ取り入れてみてください。

背伸びストレッチのやり方

上を向いた状態で寝たら、両腕を天井に向かって伸ばします。この時、手はグーの状態にしましょう。続いて手をグーからパーにして、ゆっくりと頭の方へと腕を下ろしていきます。

なるべく腕を伸ばすように意識しながら床につけ、30秒キープしてください。これで、1セットになります。同じ動作を3セット続けたら完了です。

背伸びストレッチのコツ:腕をしっかり引き伸ばす

腕をしっかり伸ばすことを意識して行うのが、ダイエットのポイントです。寝ながら背伸びをするイメージで、伸ばしていきましょう。伸びが足りないと、十分なダイエット効果が得られない可能性があります。

また、大きく呼吸をしながら行うことも意識してください。シンプルならストレッチだからこそ、呼吸を忘れずに行うことでダイエット効果が出やすくなると言われています。

背伸びストレッチのコツまとめ

  • 寝ながら背伸びをするイメージでしっかり伸ばす
  • 大きく呼吸して血流をアップ

ダイエットにおすすめ⑦:背中と二の腕ストレッチ

背中と二の腕の両方にダイエット効果を期待できるストレッチです。背筋を鍛えて背中の贅肉を落とし、二の腕をキュッと引き締めたい時におすすめです。筋トレが苦手なダイエット初心者にも適した方法なので、実践していきましょう。

背中と二の腕ストレッチのやり方

うつ伏せに寝たら、胸辺りまで体を上げます。両腕を真っ直ぐに前に伸ばしたら、背中に寄せるようにして後ろに引いてください。両腕を前に伸ばすし、後ろに引く動作を15回ほど続けます。

次に、腕を後ろに引いた状態で肘を背中の方に寄せましょう。これを25回続けたら完了です。

背中と二の腕ストレッチのコツ:ゆっくり両腕を動かす

両腕は、筋肉を意識しながらゆっくり動かすようにしてください。早く動かし過ぎると、筋肉が十分に伸びず、ダイエット効果が半減する可能性があります。また、ストレッチを行う際には足の甲を床につけて、浮かないようにしましょう。

背中と二の腕ストレッチのコツまとめ

  • ゆっくり両腕を動かして筋肉を伸ばす
  • 足の甲は床につけて浮かないようにする

ダイエットにおすすめ⑧:開脚ストレッチ

開脚も、効率的にダイエットしたい時におすすめの方法です。体が硬いと開脚が難しいと感じる場合がありますが、毎日続けることで徐々に慣れてきます。頑張って、ダイエットに励んでいきましょう。

開脚ストレッチのやり方

あぐらの状態で座り、右脚を右側にゆっくりと伸ばしていきます。右脚が伸びたら、そのまま前に体を倒しましょう。体を倒した状態で30秒キープします。再びあぐらの状態に戻し、今度は左脚を左側に伸ばしてください。同様に30秒キープしたら完了です。

開脚ストレッチのコツ:無理のない範囲で真っ直ぐに

開脚に慣れていない人は、脚を真っ直ぐ伸ばすのが難しい可能性が高いので、無理のない範囲で行いましょう。息を吸って吐きながら、ゆっくり伸ばすようにするのがポイントです。

開脚ストレッチのコツまとめ

  • 無理をしないように少しずつ脚を伸ばす
  • 息を吸って吐きながらストレッチをする

ダイエットにおすすめ⑨:あぐらストレッチ

あぐらの状態で全身を伸ばし、脂肪燃焼を目指すダイエット方法です。簡単な動作でダイエット効果を期待できるため、初心者にもおすすめ。手軽なダイエット方法として、取り入れてみてください。

あぐらストレッチのやり方

あぐらの状態になったら、腕を上げます。右手で左手首を掴み、右側に体を倒していきましょう。体が十分に伸びたら、その状態を30秒維持します。体を下の状態に戻し、今度は左手で右手首を掴んでください。左側に体を倒し、30秒キープしたら完了です。

あぐらストレッチのコツ:斜めに倒すようにする

体を倒す時は、斜めの方に倒すとダイエット効果が現れやすくなると言われています。少しずつ、無理をしないように体を伸ばしていきましょう。また、お尻が浮かないように意識することも大切です。

あぐらストレッチのコツまとめ

  • 斜め前に体を倒すとダイエット効果アップ
  • 体を固定し、お尻を浮かせないようにする