目次
扇風機の平均電気代を計算する前の予備知識
【ACモーター搭載】扇風機の平均電気代
扇風機の平均電気代を計算する前の予備知識
予備知識①電気代計算に大切な「ワット(W)数」
電気料金がどれくらいかかるのか、そしてその計算方法を理解するうえで重要となってくるのが、「ワット(W)数」です。まず、ワット数というのは、電化製品を使用するときに実際に消費する電気エネルギー(消費電力)を示す単位となります。電化製品を使用した時の電気代、電力料金の計算には、このワット数がひとつの目安です。
ワット数が大きい=消費電力も高い
言い換えると、ワット数を確認すると、その電化製品を動かすのに「どれくらいのパワーを要するのか」が分かります。ワット数の値が大きければ大きいほど消費電力も高く、その電化製品を使用した時の電気料金も当然高くなってくるのです。
予備知識②扇風機に搭載されているACモーター
続いて、扇風機に搭載されているモーターの種類についてご説明します。扇風機の電気代計算は、本体に搭載しているモーターの種類に左右されます。
扇風機に搭載しているモーターには、AC(交流)モーターとDC(直流)モーターの二つの種類があります。ACモーターを搭載した、従来型の扇風機については、DCモーターよりも比較的安価に購入可能です。
しかしマイナス面として、風量の調整が三段階(弱・中・強)のみだったり、運転中の羽音が大きかったりといった点が挙げられます。
予備知識③扇風機に搭載されているDCモーター
一方、DCモーターを搭載した扇風機の特徴には、風量調整が多段階で設定できたり、運転音も比較的静かだったりといったプラス面がありますが、ACモーター搭載の扇風機と比較すると、商品の値段自体は高い傾向です。
扇風機の電気代を計算するには、お使いの扇風機の機種が、ACとDCのどちらのモーターを搭載しているのかを確認する必要があります。また、これから扇風機を購入する予定がある方は、それぞれの良い面と悪い面を理解しながら選択することが必要です。
【ACモーター搭載】扇風機の平均電気代
【ACモーター搭載】扇風機の消費電力とワット数は?
ここでは、AC(交流)モーター搭載扇風機の消費電力と電気代についてお話します。ACモーターを搭載型の扇風機は、この後詳しく説明するDC(直流)モーターと比較すると、消費電力が大きいです。
50ヘルツ地域でのワット数は、最低10~最大35ワット、60ヘルツ地域では最低12~最大37ワットになります。ワット数にかなり幅がありますが、これは扇風機自体の風量の強さ(弱・中・強)の設定次第です。