19.5cm頭に36匹手中

風が強くなるに伴いキャスターが徐々に減っていった。入りたかったカルバート近くが空いたので、風は強いが移動する。早速5色半ほどへキャスト、数回探るとキスのアタリが出た。やはりここにもキスはいるようだ。4色残して回収すると、キスが2匹掛かってきた。強風でも届く距離にキスはいるようだ。

次も5色半へ投入。探りを繰り返すと、5色ほどの所で強いアタリが続いた。そのまま探りを繰り返すと、今度はゴツンというアタリが入ったので仕掛けを回収。上がってきたのは小型のギマとフィッシュイーターに食われたキス。おそらくヒラメの仕業だろう。

その後も強風のなかキャストを繰り返したが、徐々にアタリが少なくなったので午前10時前に納竿した。釣果は19.5cm頭に36匹。天候が悪かったわりにはまずまずだと思う。

今後は数型ともに期待

今回釣行した感じでは、時期的に考えると昨年よりキスの数は多いようだ。昨年は6月中ごろに釣果が伸びてきたので1カ月近く早い。晴天で海が荒れなければ、かなりの釣果が得られるのではないか。

今は小型中心だが、時折良型が交じってくる。もう少し水温が上がるとキスの活性はさらに増す。数型ともに昨年同様かなり期待できそうだ。風向きを考慮して釣行するといいだろう。

投げキス釣りで36匹 昨年より早い開幕で今後にも期待大【三重】
(画像=今年も期待できそうな町屋海岸(提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司),『TSURINEWS』より 引用)

釣行した際は、砂浜にごみを残さないよう十分気をつけよう。海で遊ぶ人も増えるので、安全対策を怠らずトラブルがないように。現在、緊急事態宣言や自粛要請が発令されている。十分考慮して無理・無茶な釣行をしないようにしよう。

<週刊つりニュース中部版APC・横山准司/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
町屋海岸

この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年6月11日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

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