メスティンは人気の高いアウトドア用の調理器具です。本記事はこのメスティンを使った缶詰で作る手軽な炊き込みご飯の作り方を解説します。缶詰の選び方で味が変わったり具材に変化も付けられ、いろいろなバリエーションが楽しめる簡単なキャンプめしとしておすすめです。
簡単で美味しいご飯料理を作るには
アウトドアでの炊飯は飯盒という道具を使って作るため、家庭でご飯を炊くよりも難しいといわれます。しかしメスティンと固形燃料を使うと飯盒炊飯の方法に不慣れな方でも、簡単に炊飯器なしでアウトドアでご飯を炊くことができるでしょう。
またメスティンは白いご飯だけでなく、缶詰を使うことでおかず不要ですぐおいしい炊き込みご飯を簡単に作るレシピも豊富です。今回はメスティンを使った缶詰炊き込みご飯のレシピの中からおすすめ4品の作り方を解説いたします。
メスティンとは
メスティンは四角いアルミ飯盒
メスティンはアルミでできた四角い形をした飯盒(アウトドアでご飯をたく道具)で、トランギア社のものがキャンプをする人の間で話題になったアイテムです。
炊飯だけでなくレトルトの温めやパスタを茹でる鍋代わりになったりと、いろいろな使い道があることから一般的に知られることとなり100均商品としても登場して、人気の高いキャンプギアの代表的なひとつとなりました。
メスティンは使う前に下準備が必要
バリ取りとシーズニングをしてから使う
新品のメスティンを買って使う前にしなくてはいけないことが2つあります。それがバリ取りとシーズニングです。
買ったばかりのメスティンは金属の切り口がギザギザしています。その切り口で手を怪我しやすかったり、蓋がひっかかり開けにくいでしょう。まずはそれらの改善として、切り口部分をなめらかにするのがバリ取りです。
シーズニングは使う前に米の研ぎ汁で鍋の表面に膜を作って調理をしやすく、メンテナンスを簡単にする下準備のことです。メスティンでの方法は簡単で、米の研ぎ汁で15分茹でて軽く水で流すだけとなっています。