45cm級イシダイ連発

翌朝、午前4時ごろに起床し釣りの準備。釣座まで降りて行かねばならないのが少し難点だが仕方ない。

夜が明けてすぐイシダイの反応が。わりと浅ダナの8~9mほどでアタリがある。朝からちょうど良い上潮が入り、立て続けに45cmほどのイシダイが2尾釣れた。

五島列島の石物釣りで60cm頭にイシダイ好捕 深場狙いが的中
(画像=イシダイの数釣りを楽しんだ(提供:週刊つりニュース西部版APC・石田一聖)、『TSURINEWS』より 引用)

その後、イシガキダイとサンバソウなど。どうも浅ダナにはエサ取りが群れているので思い切ってサザエをエサに22mくらいの深場に仕掛けを入れると、何やら不気味なアタリが。

60cmデカバン浮上

すると、すぐに強烈にサオを絞り込む大アタリで慎重にやり取り。釣座の左側に根が張りだしているのと、足元がオーバーハングになっているので、注意しながらも強引に寄せる。すると、上がってきたのはナイスサイズのデカバン。ハリを見るとエサを丸ごとのみ込んでいた。足元のエサ取りをかわし、一気に深場を攻めたのが良かった。

五島列島の石物釣りで60cm頭にイシダイ好捕 深場狙いが的中
(画像=久しぶりのデカバン60cm(提供:週刊つりニュース西部版APC・石田一聖)、『TSURINEWS』より 引用)

納竿は正午だったが、その時点ですでにイシダイを5尾もキープ。まだまだ釣れそうだったが片付けなどもあったので早々に手仕舞いした。

片付けが終わり一緒に釣っていたNさんの釣りを見学。手持ちで次々とイシダイを釣り上げていた。また次回、この五島列島で良い釣りができたらと思いながら「沖黒瀬」を後にした。

<週刊つりニュース西部版APC・石田一聖/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
沖黒瀬
問い合わせ:あじか磯釣センター

この記事は『週刊つりニュース西部版』2022年7月29日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

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