目次
U-KANAYAレバー交換の手順を解説!ボルト&ナットを外すだけでOK
操作感も良好なU-KANAYAのビレットレバー

U-KANAYAレバー交換の手順を解説!ボルト&ナットを外すだけでOK

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=純正レバー、『Moto Megane』より引用)
【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=U-KANAYAスタンダードタイプ(ロングレバー)、『Moto Megane』より引用)

U-KANAYAのレバー装着手順【Vmax1200編】

レバーの交換手順は車種によって異なるのだが、基本的にはレバーの支点となるピボットボルトを外せば交換できる。特に注意したいのは以下の2点だ。

レバー交換作業時の注意点

適切なクリーンナップとグリスアップ。
純正から流用する部品を確実に移植する。

STEP 1 Vmax1200 のブレーキレバーを外す

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

ブレーキ側は5mmのヘックスレンチと10mmのレンチで脱着できる。下側のナットを先に外し、次にボルトを緩めて抜き取る。

STEP 2

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

リターンスプリングとピボットのカラーなどの小物部品の脱落に注意。

STEP 3 クラッチ側は10mmのレンチが2つで外すことができる

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

やはりナットを先に外して、次にボルトを抜き取る。

STEP 4 外した部品をパーツクリーナーで洗浄する

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

パーツクリーナーが無ければウエスで古いグリスを拭き取るだけでOK

STEP 5 レバーホルダー側も汚れを拭き取っておく

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

STEP 6 純正レバーから流用する部品は赤で囲ったもの

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

上がブレーキレバーで下がクラッチレバーとなる。

STEP 7 まずはブレーキレバーを装着

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

STEP 8 レバーピボット(支点)のカラーをグリスアップ

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)
【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

レバーピボットのカラーを純正から移植する。表面の汚れを除去してからグリスを塗布する。金属と金属の摺動箇所なので、リチウムやウレア系のグリスを塗布する。グリスはホームセンターで手に入る。ここではスーパーゾイルグリスを使用した。

STEP 9 リターンスプリング先端にもグリスを少々

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

グリスで吸着して脱落防止にもなる。

STEP 10 その他にもグリスを少々塗布する

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

赤丸で囲ったマスターシリンダーのピストンと接する部分と、レバーホルダーとの摺動面裏表にもグリスを塗布。

STEP 11 レバーホルダー側にもグリスを少々

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)
【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

マスターシリンダーピストンの端面にも。

STEP 12 ピボットボルトにも塗っておきます

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

STEP 13 レバーを組み付ける

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

先にボルトを締めてから、ナットを締め付ける。締めすぎないように注意したい。マスターシリンダーはアルミ製でボルトは鉄。強いのはボルトだ!

STEP 14 レバーのアジャストボルトを調整しておく

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)
【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

レバーの根元部にあるアジャストボルトが、レバーを握っていない状態でマスターピストンを押し込まない位置に調整し、ロックナットを確実に締めておく。

STEP 15 クラッチレバーを交換する

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

STEP 16 Vmax1200のクラッチは油圧式

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

クラッチマスターピストンを押し込むカラーの側面と孔にグリスを塗布する。

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

カラーの穴とクラッチマスターのロッドを確実に合わせて組み付ける。

STEP 17

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)
【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

ピボットボルト、レバーホルダーとの摺動部分をグリスアップして組み付ける。

STEP 18 工具を使用してピボットボルト&ナットを締め付ける

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

装着完了!

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

レバー装着後は、喜び勇んで走り出す前に以下の点を確認したい!

  • レバーの位置調整
  • ブレーキの効きとクラッチの切れと繋がり具合
  • ブレーキランプの点灯と点灯タイミング
  • ブレーキの引きずり さらに、定期的にボルトが緩んでいないか、乗車前に確認するようにしたい。

操作感も良好なU-KANAYAのビレットレバー

【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=レバーの遠近調整は普段使っているグローブをはめた手で行いたい。、『Moto Megane』より引用)
【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!
(画像=『Moto Megane』より引用)

純正に比べて力を加える面がフラットなので、指が引っかかりやすく力が入りやすい。さらに微妙な調整もしやすくなった印象がある。角のアールも絶妙で、手触りが非常に良い。見た目も操作感も純正と明らかに変化するので“カスタムで変わった感”が実感できて満足度が高い!

いきなり、マフラーとかサスとかバックステップとかに手を出す前に、まずは手軽に交換前後の変化が体感できる、レバーのカスタムお勧めです!

U-KANAYA アルミビレットレバー スタンダードタイプ

価格12,100円(税込)
レバーカラーバリエーションブラック、ゴールド、シルバー、ブルー、レッド、チタン、グリーン
アジャスターカラーバリエーションブラック、ゴールド、シルバー、ブルー、レッド、チタン、グリーン 、オレンジ

補修部品も単品販売される。

今回、紹介したスタンダードタイプ以外にも、レバー位置調整ホイールタイプ、ツーリングタイプ、GPタイプ、可倒式Rタイプなどラインナップは様々だ。

提供元・Moto Megane

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