目次
U-KANAYAレバー交換の手順を解説!ボルト&ナットを外すだけでOK
操作感も良好なU-KANAYAのビレットレバー
U-KANAYAレバー交換の手順を解説!ボルト&ナットを外すだけでOK


U-KANAYAのレバー装着手順【Vmax1200編】
レバーの交換手順は車種によって異なるのだが、基本的にはレバーの支点となるピボットボルトを外せば交換できる。特に注意したいのは以下の2点だ。
レバー交換作業時の注意点
適切なクリーンナップとグリスアップ。
純正から流用する部品を確実に移植する。
STEP 1 Vmax1200 のブレーキレバーを外す

ブレーキ側は5mmのヘックスレンチと10mmのレンチで脱着できる。下側のナットを先に外し、次にボルトを緩めて抜き取る。
STEP 2

リターンスプリングとピボットのカラーなどの小物部品の脱落に注意。
STEP 3 クラッチ側は10mmのレンチが2つで外すことができる

やはりナットを先に外して、次にボルトを抜き取る。
STEP 4 外した部品をパーツクリーナーで洗浄する

パーツクリーナーが無ければウエスで古いグリスを拭き取るだけでOK
STEP 5 レバーホルダー側も汚れを拭き取っておく

STEP 6 純正レバーから流用する部品は赤で囲ったもの

上がブレーキレバーで下がクラッチレバーとなる。
STEP 7 まずはブレーキレバーを装着

STEP 8 レバーピボット(支点)のカラーをグリスアップ


レバーピボットのカラーを純正から移植する。表面の汚れを除去してからグリスを塗布する。金属と金属の摺動箇所なので、リチウムやウレア系のグリスを塗布する。グリスはホームセンターで手に入る。ここではスーパーゾイルグリスを使用した。
STEP 9 リターンスプリング先端にもグリスを少々

グリスで吸着して脱落防止にもなる。
STEP 10 その他にもグリスを少々塗布する

赤丸で囲ったマスターシリンダーのピストンと接する部分と、レバーホルダーとの摺動面裏表にもグリスを塗布。
STEP 11 レバーホルダー側にもグリスを少々


マスターシリンダーピストンの端面にも。
STEP 12 ピボットボルトにも塗っておきます

STEP 13 レバーを組み付ける

先にボルトを締めてから、ナットを締め付ける。締めすぎないように注意したい。マスターシリンダーはアルミ製でボルトは鉄。強いのはボルトだ!
STEP 14 レバーのアジャストボルトを調整しておく


レバーの根元部にあるアジャストボルトが、レバーを握っていない状態でマスターピストンを押し込まない位置に調整し、ロックナットを確実に締めておく。
STEP 15 クラッチレバーを交換する

STEP 16 Vmax1200のクラッチは油圧式

クラッチマスターピストンを押し込むカラーの側面と孔にグリスを塗布する。

カラーの穴とクラッチマスターのロッドを確実に合わせて組み付ける。
STEP 17


ピボットボルト、レバーホルダーとの摺動部分をグリスアップして組み付ける。
STEP 18 工具を使用してピボットボルト&ナットを締め付ける

装着完了!

レバー装着後は、喜び勇んで走り出す前に以下の点を確認したい!
- レバーの位置調整
- ブレーキの効きとクラッチの切れと繋がり具合
- ブレーキランプの点灯と点灯タイミング
- ブレーキの引きずり さらに、定期的にボルトが緩んでいないか、乗車前に確認するようにしたい。
操作感も良好なU-KANAYAのビレットレバー


純正に比べて力を加える面がフラットなので、指が引っかかりやすく力が入りやすい。さらに微妙な調整もしやすくなった印象がある。角のアールも絶妙で、手触りが非常に良い。見た目も操作感も純正と明らかに変化するので“カスタムで変わった感”が実感できて満足度が高い!
いきなり、マフラーとかサスとかバックステップとかに手を出す前に、まずは手軽に交換前後の変化が体感できる、レバーのカスタムお勧めです!
U-KANAYA アルミビレットレバー スタンダードタイプ
価格 | 12,100円(税込) |
---|---|
レバーカラーバリエーション | ブラック、ゴールド、シルバー、ブルー、レッド、チタン、グリーン |
アジャスターカラーバリエーション | ブラック、ゴールド、シルバー、ブルー、レッド、チタン、グリーン 、オレンジ |
補修部品も単品販売される。
今回、紹介したスタンダードタイプ以外にも、レバー位置調整ホイールタイプ、ツーリングタイプ、GPタイプ、可倒式Rタイプなどラインナップは様々だ。
提供元・Moto Megane
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