目次
足踏みダイエットの正しいやり方
足踏みダイエットで効果を高めるコツ
足踏みダイエットの正しいやり方
- 床に背筋を伸ばして、リラックスした状態で立つ
- 肩の力を抜いて腕を振り、片股関節を60度程度上げる
- 足の指の付け根から地面について、もう片方の足も同様に上げる
- 腹筋に力を入れてバランスを取りながら、両腕も振る
- 「1、2、1、2」のリズムに合わせ、10分間継続する
実際の生活の中でも、足踏みのトレーニングでやっている動作はよく行われています。実践していると、太ももにある大腿四頭筋、お尻の大臀筋、そして足の付け根の腸腰筋に効いているのが分かる筈です。
特に大腿四頭筋や大臀筋などは、見えないのでわかりにくいかもしれませんが全身の筋肉の中でも特に面積が大きい部類に入ります。故に、足踏みダイエットでこうした大きい筋肉を使うのは、効率的な代謝アップに効果的なのです。
トレーニングの回数の目安は、1セット10分、2分のインターバルを挟んでの1セットの合計2セット分です。段々慣れてきたら、股関節を上げる角度を60度から地面と平行の90度にしてみましょう。
足踏みダイエットで効果を高めるコツ
やっているのは単にその場で足踏みをするだけですので、傍から見ていたらとても簡単に見えるかもしれません。しかし、トレーニングとしてダイエットの一環で行っている以上、効果を高めたいのならば意識をしつつ取り組むべきです。
コツ①膝を高く上げる
まず、脚を上げる際に膝はなるべく高く上げるようにしましょう。普通に歩くときは意識していないでしょうが、足踏みをする場合は別で、通常の歩行時よりも意識して膝を高く上げる必要があります。
これは、普段歩いているだけでは使われない下半身の筋肉を意識的に使い、刺激を行き渡らせるためです。それによって下半身の引き締め効果も高まりますし、消費カロリー量も増えるでしょう。
程度については、最初に取り組むうちは60度程度を目安としてやってみましょう。60度で続けるのが苦にならなくなったら、地面と平行になる90度、というように段階的に上げるのをお勧めします。
コツ②背筋を伸ばす
2つ目は、背筋を伸ばすというものです。とても単純なコツではありますが、普段使っていなくて筋力が弱っていると、足踏み運動をしている中でどうしても脚を上げる時に背中が丸まって猫背に近い状態になってしまいます。
背中が丸まってしまうと、本来足踏み運動で刺激したい筋肉に正しく負荷を行き渡らせられなくなります。ダイエットの効果が半分失われているのと同義で、特にスピード感を意識すると丸まりやすいので、まずは正しいフォーム意識して行いましょう。
コツ③腹筋に力を入れる
足踏みの際は足にのみ意識を向けていればいい訳ではなく、腹筋にも力を入れて取り組んでください。脚を上げるという動作では、実は足の筋肉だけではなく気付きにくいだけで腹筋もそれなりに使われているのです。
筋肉トレーニングは、そのどれもが鍛えたい部位の筋肉を意識するのが効果的なコツとなっています。足踏み運動でもそれは同じで、意識性の法則によってより効率的に体をシェイプアップさせられますので、腹筋を使う意識も忘れないようにしましょう。
コツ④慣れたら負荷を高める
実践するうちに、だんだん体は足踏みの負荷に慣れてくるでしょう。慣れた状態で同じ負荷で取り組み続けていても中々痩せるのは難しいので、ある程度慣れたと感じたらダンベルやアンクルウェイトなどを使って負荷をプラスしましょう。
そういったトレーニング用の器具が無い場合には、それなりの重さがあるものを持ちながら足踏みをするだけでも結構です。同じスピードや回数でも、負荷をプラスすれば1回ずつの刺激が高まり、消費エネルギーも向上させられます。
コツ⑤ステッパーを使うのもおすすめ
足踏みをしている最中は、実践している本人はそれほど音などを気にしませんが、集合住宅などの場合には周りの人に音によって迷惑をかけてしまう可能性も否定できません。もし不安がある場合には、ステッパーを用いて取り組むのをお勧めします。
足踏みようの器具でもあるステッパーを使用すれば、余計な音が一切発生しませんので静かにでき、周りへの騒音の影響はありません。また、無駄な音が無くなる分体もしっかり動かせてトレーニングそのものの効率も上がるので、どちらにしてもお勧めできます。