スッキリとした足を目指したいのであれば、足踏み運動がお勧めです。どこでも誰でも手軽に始められますし、普段運動をしていない方であっても簡単に取り入れられますので、初心者にも始めやすいメニューです。今回は、下半身痩せに効かせられる足踏み運動のやり方などを解説します。
足踏みダイエットとは
足踏みダイエットというのは、名前の通りその場に立ったまま足踏み運動をするものです。一歩も動く事なく、屋内であっても簡単に始められ、体への負担も少ないので年齢に関係なく、ダイエットという枠組みに限らず取り入れられています。
普段運動不足が祟っている方にとっては、ダイエットをしたいけれど急な運動では持たない、という方が多いでしょう。そういった激しい運動では続けられず、負担が少なめなものに取り組みたい方にとってはピッタリなダイエットメニューなのです。
足踏みダイエットの効果
簡単で誰でも始められ、道具すら必要ないので自宅の自分の部屋でもできる手軽さは嬉しいところですが、負担が少ない中でどんな効果が得られるのかは気になるポイントでしょう。
効果①全身の脂肪燃焼
まず、全身の脂肪燃焼効果が挙げられます。足踏み運動は、ランニングやウォーキング 、水泳などと同じ有酸素運動に数えられます。有酸素運動では、脂肪をエネルギーとして燃焼し、運動を行います。
有酸素運動による脂肪燃焼効果を得るには、ある一定以上の時間同じ運動に取り組まなければなりませんが、足踏みダイエットであれば他と比べても負担が少なく、それでいて全身の脂肪を燃焼させられるのです。
効果②下半身の引き締め
続いては、下半身の引き締め効果になります。足踏みダイエットを実践すると、膝を曲げて足を大きく上下させますので、必然的に下半身の筋肉が使われます。例えば、太ももの引き上げには足の付け根の腸腰筋、股や膝を曲げるには大腿四頭筋が使われます。
更に、股関節を伸ばす際に大臀筋が用いられるなど、面積の大きな筋肉を含めて様々な部位が使われているのです。これによって、足をスッキリと痩せさせられたり、ヒップアップといった女性に嬉しい効果が期待できます。
効果③お通じが良くなる
脂肪や筋肉に効くだけではなく、便秘改善効果も期待できます。下半身の引き締めの中で、足の付け根にある腸腰筋が鍛えられると挙げましたが、腰をSの字にキープしたり、腿や膝を持ち上げる動作の際に用いられます。
そして、腸腰筋を使用すると腸の働きも活発にさせられると言われています。これによって腸に蓄積していた便がスムーズな排出を行えるようになり、結果としてお通じにも効くわけです。
効果④ぽっこり出た下腹の改善
お腹に関連する効果として、下腹のぽっこりとした状態の改善にも効きます。ぽっこりお腹になってしまうのは、すでに何度も名前が挙がっている腸腰筋が緩み、内臓を支えられないゆえに発生すると考えられています。
足踏みでは下半身の筋肉を使っているように見えて、大体金などの大きな筋肉を使い引き締めたり、そして腸腰筋を使って内臓が正しく支えられるようになります。その結果、ぽっこりお腹も改善できるのです。
効果⑤太りにくい体になる
そしてもう1つ、太りにくい体を作れるという嬉しい効果もあります。これは、足踏みダイエットによって基礎代謝が向上したからであり、基礎代謝とは心臓を動かしたり呼吸をするなど、生きていくために必要な最低限の消費エネルギー量です。
もっと分かりやすく言えば、特に運動などをしていない状態で使われるエネルギーと言えます。この基礎代謝が高ければ、必然的に生活の中で使われる消費エネルギーも多くなるので、無駄な脂肪が付きにくくなります。
代謝向上には、体中にある筋肉を鍛えるのが効果的です。勿論、足踏みダイエットでは下半身を中心とした筋肉が使われ、そして脂肪も燃焼されるので、太りにくい体づくりというダイエットでもとても大切な項目をクリアできます。