ヤミージグTGでハマチ
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しばらくしてヒット。すぐにロッドが絞り込まれ、SPEAKY(スピーキー)3500HGXのスプールから勢いよくラインが出ていく。松中さんは、SSD(ソルティシェイプダッシュ)SLJ S650/FSLを満月のように曲げて魚の体力を削ぎ、ワラサに近いサイズのハマチをキャッチした。
ヒットジグはYUMMY JIG(ヤミージグ) TGの60g。タングステンジグで、SLJはもちろん、マイクロベイトを追う魚を狙ったキャスティングでも活躍する。
また、このジグには小さなブレードとフックが標準装備されている。ブレードはシラスやコウナゴが出す微細な遊泳波動を再現し、ジグをスイミングさせる「巻き誘い」でも効果を発揮する。
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ライトなロッドに変更
立て続けにハマチをキャッチした松中さん。ここで、ロッドをよりライトなS6500/FSLに変更。本来イサキやアジなど繊細なゲームをメインとするロッドだが、遊び心からスリリングに楽しむことにした。
引き抵抗をロッドのベリーに乗せる感じでジグを泳がせ、フワフワと誘うとすぐにヒット。ロッドが猛烈に曲がって魚の動きに追従する。観念したハマチは、あえなく松中さんの手に落ちた。
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小刻みなジャークでイサキ狙い
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このあと、アカハタやホウボウ、オオモンハタが顔を見せ、釣果に華を添えた。ひと段落したところで、船は磯周りの浅場に移動。第一のお題イサキを狙う。ジグはヤミージグTGの30g、ロッドはS6500/FSLとした。
当地のイサキの釣り方は、船が流れる進行方向にキャストし、イサキのタナの上層(底から数m上)までジグを沈めたら、小刻みなジャークで誘いながら、タナのなかでジグを踊らせていくやり方。
イメージ的には、自分の足下に近づきながら沈んでいくジグを、ジャークのたびにロッドで吊り上げ、弛んだラインをリーリングで回収することで、ジグを沈ませず一定層内で漂わせる感じだ。