12cm級ポツポツヒット
次の場所は、隣の江尻埠頭。J-オイルミルズ岸壁と陸続きではあるものの、企業敷地の関係で大きく迂回しないと入ることができない。こちらは、清水港内でもっとも広く開放されている場所で、休日には多くの家族連れで賑わう。
ここでは曲がり角付近に入り、港内中央部へ向けて投入を開始。4色から探ってみるもののアタリはなく、2色に入った所でプルッと弱いアタリをキャッチ。12cmクラスのピンギスが釣れた。中央の航路ではなく、手前のカケアガリに魚が着いている様子。

その後も2色付近でポツポツとアタるが、ピンギスが多く、ほとんどがリリース。アタリはこちらのほうが少なく、魚が少ない感じ。この場所では、1時間半でキスが8尾とヒイラギが数尾の釣果だった。
夏期のピークに期待
12時前に納竿。ハリを飲んでしまったキス12尾を持ち帰ってきた。リリースしたピンギスは、10尾ほど。短時間にしては、そこそこの釣果に満足して帰路に就いた。
清水港内のキスのピークは夏場なので、あと1カ月はよく釣れるだろう。その後はピンギスが多くなるが、キス自体は港内から出ることはなく、冬場の低水温下でも釣れる。
ゴミや迷惑駐車の問題により、立ち入り禁止にならないように注意したい。
<週刊つりニュース中部版APC・諸伏健一郎/TSURINEWS編>
▼この釣り場について
清水港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年7月29日号に掲載された記事を再編集したものになります。
提供元・TSURINEWS
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