エステルライン0.2~0.4号の場合

エステルライン0.2~0.4号、0.2号台はアジング1本、0.3号からはメバルもできる号数だ。0.4号となると、ギガアジのジグ単、波止で強風時の大きめのメバリングとなる。

エステルラインはほとんどアジングや管釣り専用のラインで、0.2号台の号数に組み合わせるならば、リーダーは3lbが基準。シビアコンディションのときには2lbまで落とす。

今さら聞けないライトゲームのキホン:リーダーの太さ(号数)の選び方
(画像=エステルライン(提供:TSURINEWSライター井上海生)、『TSURINEWS』より引用)

エステルが0.3号でも3lbが基準にはなるが、状況次第では4lb程度でショートリーダーとする方が合いやすいかもしれない。フロロの重さでフロントヘビーにして、ラインを沈めやすくするイメージだ。大きめのメバルやシーバスが混じるポイントでは4lbが基準になる。

エステル0.4号ならば5lbを使用すべきだろう。0.4号で掛ける魚は、強めの勝負をする必要がある、すなわち魚に歯が多少なりあるか海底の根が粗いかなので、太い方がいい。

結束は3.5ノット推奨

リーダーの結束にはライトゲームでは3.5ノットがもっとも手軽だ。

やり方は……と語るより、動画などを見てほしい。一応言うと、

1.本線とリーダーを10cmくらい舐めて重ねる
2.輪を作る
3.輪の中に本線とリーダーを重ねた状態のまま3回通す
4.本線だけをもう一度通して締めこむ
5.端線をカット

慣れると10秒くらいで結束可能。強さはライン強度の75%くらい維持できる。

今さら聞けないライトゲームのキホン:リーダーの太さ(号数)の選び方
(画像=3.5ノット(提供:TSURINEWSライター井上海生)、『TSURINEWS』より引用)

ただしメバリングには筆者はFGノットを推す者である。FGノットの方が結束コブが小さくできるし、結束部をガイド内に入れてキャストしても飛距離がそんなにかわらない。またFGノットの強度はライン本線の95%程度保てる。PE0.3号あれば、ショアで掛ける可能性のある釣り物すべて、ドラグを使えば間違いなく獲れる。

高度なシステムノットを組むことで(また結束するのが面倒くさいから……)、釣りに慎重になれる、というのも、センシティブなアクションを要請されるメバリングに合う、と私は思っている。

今さら聞けないライトゲームのキホン:リーダーの太さ(号数)の選び方
(画像=メバリングにはFGノット(提供:TSURINEWSライター井上海生)、『TSURINEWS』より引用)

リーダーはフロロがキホン

釣り物に応じたライン本線とリーダーの関係を語ってきた。最後にリーダーの材質についてだが、基本的にはフロロカーボンがいい。あまり関係ないという人もいるが、2lb、3lbという強度のラインとなると、ナイロンだとプチプチ切れる。細糸ほどフロロを推奨する。

<井上海生/TSURINEWSライター>

提供元・TSURINEWS

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