一荷多数で入れ食い状態

岸に向いている浅いほうに3mの竿を出す。沖向きの深いほうに3.5mの竿を準備していると、早くも3mの竿にアタリが出た。姿見せたのは全長3cmくらいのデキハゼ。6号のハリによく掛かったものだ。これをリリースしていると3.5mの竿にもアタリが出て、4cmと6cmの一荷。

江戸川放水路のボートハゼ釣りでヒネ交じりに119尾 入れ食いを堪能
(画像=送水管下の水面(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)、『TSURINEWS』より引用)

その後は2本竿に次々とアタリが出て入れ食い状態。デキハゼにエサを取られることもあったが、食いがいいのでハリに残っている小さなエサにも掛かってきた。

江戸川放水路のボートハゼ釣りでヒネ交じりに119尾 入れ食いを堪能
(画像=ヒネハゼの一荷(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)、『TSURINEWS』より引用)

8時ごろから周囲にボートの数が徐々に増えてきた。チョイ投げタックルの人に良型が掛かるのが見え、3人乗りの家族連れボートからは歓声が聞こえた。

満潮から下げに移った9時ごろがピークで、12~16cm級ヒネハゼの一荷も数え切れず。11時にエサを使いつくして終了。

ヒネハゼ多く119匹で大満足

片づけをしていると仕事から帰って来た若船長が機械船で迎えに来てくれて、その場で30分ほど釣り談議に花を咲かせた。

江戸川放水路のボートハゼ釣りでヒネ交じりに119尾 入れ食いを堪能
(画像=店主が釣り場を巡回(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)、『TSURINEWS』より引用)

釣り時間は約4時間で、釣果は3~16cmハゼが119尾、12cmオーバーのヒネが40尾という素晴らしいハゼシーズンの幕開けを飾った。

今後の見通し

今回例年多いキビレ、フグがまったく顔を出さなかったのは数日前の青潮の影響と思われるが、アカエイが掛かることが多いので毒針の有る尻尾に注意が必要。これからは晴天の日が増えそうなうえ沖では青潮対策も進んでいるようなので、夏休みに面白い釣りができそうだ。

<週刊つりニュース関東版APC・木津光永/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
大沢遊船所
出船場所:市川市・田尻

提供元・TSURINEWS

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