デビットカードはその場で銀行残高から決済されるため、安心して使いやすいカードです。

ETCカードもデビットカードで作りたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事ではETCカードでデビットカードを作れるのかわかりやすく解説します。

目次
デビットカードで(基本的に)ETCカードを作れない3つの理由
デビットカードで唯一ETCカードを作れる「北國VISAデビットカード」

デビットカードで(基本的に)ETCカードを作れない3つの理由

デビットカードでETCカードは作れる?代替手段まで解説
(画像=『CarMe』より引用)

デビットカードとは、支払うと即時に銀行口座から引き落とされるタイプのカードです。

結論、デビットカードでは基本的にETCカードを作ることはできません。

その理由は主に以下の3つです。

・銀行の残高が不足しているとETCゲートで止められてしまうから
・デビットカードのメインターゲットが15〜18歳だから
・ETCゲートで渋滞が生まれてしまうから

それぞれの理由の詳細を解説します。

理由①:銀行の残高が不足しているとETCゲートで止められてしまうから

ETCカードをデビットカードで作れないもっとも重要な理由は、銀行の残高が不足していた時にETCゲートで止められてしまうからです。

デビットカードは支払い時に銀行口座に十分なお金が入っていないと支払いができません。

もしETCカードでこれが起こった場合、ETCの開閉バーが開かず停車しなければなりません。

ETCでの急な停車は開閉バーにぶつかる可能性、後ろの車から追突される可能性があり危険です。

このことからデビットカードはETCで使えないのです。

理由②:デビットカードのメインターゲットが15〜18歳だから

ETCカードをデビットカードで作れない理由は、そもそもデビットカードのメインターゲットが15〜18歳であることも挙げられます。

デビットカードは審査が必要なく、クレジットカードを発行できない18歳未満がメインのターゲットです。

15〜18歳の場合、運転免許を持っている人が少なく、そもそもETCカードの需要が少ないです。

このことから、デビットカードの発行会社も積極的にETCカードの発行に踏み切らない可能性があります。

理由③:ETCゲートで渋滞が生まれてしまうから

ひとつめの理由と関連して、デビットカードのETCカードがほとんどないのはETCゲートで渋滞が生まれてしまうからでもあります。

そもそも、ETCという仕組みが生まれたのは、料金所付近で渋滞が発生しやすかった状態を改善するためです。

上記のようにデビットカードではETCゲートで急停車する車が増えてしまう可能性があります。

すると、ETCゲートでの渋滞が増えてしまうかもしれないのです。

デビットカードで唯一ETCカードを作れる「北國VISAデビットカード」

北國VISAデビットカードは唯一、デビットカードでETCカードを作れます。

その理由は単純で、「ETCカードの利用料金が3〜4週間後に引き落とされるから」です。

その場で即時決済にならないので、残高がなくてもETCゲートで止められることはありません。

デビットカードなので、審査を受ける必要がない点も嬉しいですね。

★申込み条件★
・北國銀行に銀行口座を持っていること
・15歳以上であること

基本的には北陸3県在住の方が対象ですが、北國銀行の口座はホームページでも全国から申し込めます。

北國VISAデビットゴールドカードがおすすめ!

北國VISAデビットゴールドカードはポイント還元率が1%と高い点がおすすめです。

デビットカード自体の年会費は初年度無料で2年目以降は5,500円が必要です。

しかし、ETCカードと家族カードは無料で付帯することができ、最高5,000万円の旅行保険が付帯するなどサービスが充実しています。