目次
極度なミニマリストの特徴
病気と思われるミニマリストにならない対処法
極度なミニマリストの特徴

ここからは、ミニマリストととして自分を追求したために一般的な考えを持つ方との違いにより、特別に持つミニマリストの特徴を以下に7点ご紹介します。それぞれどのような特徴を持っているか詳しくみていきましょう。
特徴①他人のものも断捨離する

ミニマリストは、自分のテリトリーの物だけではなく、他人が持っている物やその人が大切だと感じている物にまで手を伸ばし、断捨離してしまうという特徴を持っています。
しかし、他人が感じる物に対する意識はミニマリストとは異なります。そのため、ミニマリストの価値観に合わせることなどできるはずがありません。このような他人の物まで断捨離するというような行き過ぎた行動がみられるのもミニマリストの特徴だと言えるでしょう。
そのため、家族の中にミニマリストが存在するという方は、ある日突然物がなくなっているという事態に遭遇することがあるかもしれません。
特徴②必要以上に捨ててしまう

物が目に見えて溢れた状態だと感じやすいミニマリストは、その環境が目に飛び込んでくるどけで苛立ちをみせることがあります。この時点ででに病気の可能性を疑うのも無理はありません。
自分の感情を理解してもらえる環境がない場合、このように物を捨てることで感情を吐き出しているのはパセドウ病や橋本病と呼ばれる病気の可能性を疑うことになるでしょう。
特徴③人間関係の断捨離をはじめる

自分が大切にしているはずの人間関係を断捨離しようとするのもミニマリストの特徴です。本来、人間関係をよ良好に保ってこそ自身を豊かに、そして気持ちよく過ごしていえるものです。
そのため、たとえミニマリストであることを自覚していても、人間関係の断捨離は踏み留まるべきだと言えるでしょう。
特徴④物を増やすことに移譲に嫌悪感を示す

物がない生活に慣れ親しんでいるために、今更物を増やす行為に抵抗感を持つ方も少なくありません。しかし、快適な暮らしを実現させるために必要性のある物については購入せざるを得ないと言えます。
このように、物を増やしてしまう行為に嫌悪感がある、あるいはもどかしく感じるのはミニマリストだからこそ持つ特徴だと言えるでしょう。
特徴⑤体重が急に減る

ミニマリストは、物を増やさない、買わないだけではなく、自分の生き方に合理性を持たせるようになります。そのため、食べ物まで大きく食生活を変えてしまうことがあります。
このような偏った生活を送る傾向にあるのはミニマリストだからこその特徴だと言えます。生活をするうえで、体重が急激に落ちる、健康状態の悪化が疑われると言った事態には注意が必要です。
特徴⑥ミニマリストに依存している

自分がミニマリストであることに誇りを持ってしまうと、「ミニマリスト」という言葉に依存している可能性が高いと言えます。物がなくて当たり前、物を捨てることが当たり前と考えすぎて物への依存度も低く、病的な状態へ陥って行く可能性も高くなってしまいます。
特徴⑦使いたいときにお金を使えない

ミニマリストである以上、物を増やさない、買わない性質を持ち合わせているため、お金を使う機会がありません。そのため、必然的にお金が貯まる傾向です。
しかし、本来お金を使うべき時にどう使って良いか分からない、あるいは欲望がないためにお金を使うことがないなど、私たち人間が生きる上で支出しなければならないことが怖くてできなくなってしまったと言えるでしょう。
過度なミニマリストが陥りやすい状況のため、自分がこのような特徴を持ち合わせているなど、状況に合致している方は特に注意してください。
病気と思われるミニマリストにならない対処法

ここでは、周囲の人から、また、自分自身でも気付く範囲でミニマリストにならないための対処法についてご紹介します。以下に5点の効果的な対処法を詳しくみていきましょう。
対処法①なぜミニマリストになったかを考える

まずは自分がなぜミニマリストと化してしまったのか、それまでの自分の在り方と何が変わってしまったのかを改めて確認してみて下さい。酷く我慢を強いられるような生活ではなく、心豊かな考えを持ち、楽しく無駄のない、快適な暮らしを実現させることができます。
そのため、無駄をなくすと言った考えに執着しすぎる必要はありません。必要な物はあえて手に入れ、満足度の高い生活を送っていきましょう。
対処法②ミニマリスト生活を楽しむ

ミニマリストが悪いと言うことではありませんが必要最小限に抑え、堅実な生活を送るのは誰もが行うべきスタイルです。
しかし、やりすぎや完璧を求めすぎるあまり、自分を窮地に追い込んでしまう可能性があります。そのような状態に陥っていると気づいたら、一度すべての行動を止めて、自分の在り方を見つめ直してみてください。今よりも自分にとって最適な居場所をみつけることができるはずです。
対処法③他人の価値観を尊重する

たとえ自分がミニマリストであっても、それを家族や他人、友達へ向けて強要するような姿勢や態度を見せるのはNGです。
親しき仲にも礼儀ありという言葉があるように、ミニマリストにとってその物じたいに価値が見出せず、何でも断捨離したいという気持ちが働く中で、他人にとってはそれがとても大切な物である可能性は高いことが大半です。
そのため、人の物や大切にしている物を自分の勝手な考えで処分すると言った行為は避けましょう。「他人の価値観は尊重する」と念頭に置いておくことが大切です。
対処法④ミニマリストの悪い面も理解する

ミニマリストは、そうではない周囲の人から見ると、とても不思議な存在であり、理解しがたい部分をたくさん持っているとても異人な存在に思えるかもしれません。
しかし、ミニマリストとして良い面もあり、その反面、悪い面も持ち合わせているという点をしっかりと理解しておきましょう。
たとえば、ミニマリストがいるだけで家の中が散らかると言った自体はなく、いつもすっきりとした環境で過ごせる。あるいは必要な物をすぐに利用できる、部屋全体を広く利用ができる、など様々なメリットを実感できます。

一方で、物があまりにもなく、閑散とした環境を不便に感じる他、物を捨てすぎて家族や他人の間で人間関係がこじれてしまうこともあります。
このように、ミニマリストである以上、様々なメリット・デメリットを感じながらも、周囲の人にも理解を得て快適な暮らしを送ることが大切だと分かるでしょう。
対処法⑤断捨離後の生活を客観的に考える

自分が必要最小限の生活を送ると想像し、断捨離前後の生活がどのように変化するか、それによって極端なミニマリストになると言った事態を予防できます。
そのため、生活をする上で必要なものや、食べ物、飲み物などといった人間が生きる上で必要なものは確実に確保し、明らかに不用だと感じるものを断捨離するなど、自分の生活をある程度イメージしながら過ごすことが大切です。

買い物へ行って手に取った品物に対して、それをどの場面で活用するのか、また、今の自分に本当に必要かどうかをしっかりと自問自答した上で答えを導き出し、購入するかしないかを判断していくと良いでしょう。
物を選別し手に入れて行けば、不用な物で溢れ返るということはなく、自分の断捨離後の生活を客観視することができるようになります。ぜひこのように実践してみてください。