夏になり、屋外でマスクを外す機会が増えてきた。この2年、マスクで覆っていたフェイスラインを出したときに、「シュッとしてる!」と思われたいもの。

そこで、『マスクとったら完璧フェイスライン』の著者・森拓郎さんに小顔ストレッチを教えてもらった。

目次
たるみあご、二重あごになる根本原因は、姿勢の悪さ!
あごスッキリ小顔ストレッチの方法

たるみあご、二重あごになる根本原因は、姿勢の悪さ!

スッキリ小顔を目指す前に、あごがたるんだり二重あごになったり原因を知っておきたいもの。実はデスクワークの多いビジネスマンこそ注意したいと森拓郎さん。

「デスクワークが多い人は姿勢が悪くなりやすいのです。なぜなら、立っている状態と座っている状態では、座っているときのほうが体幹を使えていないもの。猫背や頭が前に出るような姿勢になりやすくなります。すると、顔まわりの血液やリンパが滞ります。リンパの流れが悪くなると、むくみやたるみが起こります。それだけではなく、物理的に首が短くなって、あごがぐしゃっとつぶれた状態に。日常的にフェイスラインが埋もれてしまっているのです」(森さん、以下同)

そうした状態にならないために、鍛えておきたいのが首回りの筋肉だと言う。

マスクを外してガッカリされない男になる! 毎日1分で、アゴがスッキリする小顔ストレッチをマスターせよ
(画像=首筋に斜めに走っている筋肉が「胸鎖乳突筋」。これがくっきり出るようになった頃には、フェイスラインがかなりシャープになる、『男の隠れ家デジタル』より引用)

「頭を支えているのは、耳の下から鎖骨につながる『胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)』、後頭部のくぼみから首の後ろ側の『板状筋』、胸鎖乳突筋の少し後ろの『斜角筋』、首を前から支える『頸長筋(けいちょ うきん)』です。これらがしっかり働き、テントのように釣り上げていればたるみは起きません。つまりこれらの筋肉が機能するようなケアを日常的に行えばよいのです」

早速、次からこうした4つの筋肉にアプローチするケア方法をチェックしよう。

あごスッキリ小顔ストレッチの方法

あごスッキリ小顔ストレッチは、胸鎖乳突筋を伸ばせばOK。「さすって・ゆるめる」の2ステップで、胸鎖乳突筋を引き伸ばすことで、しっかりと筋肉が働くようになる。

1.さする

マスクを外してガッカリされない男になる! 毎日1分で、アゴがスッキリする小顔ストレッチをマスターせよ
(画像=胸鎖乳突筋をさする、『男の隠れ家デジタル』より引用)

首を横に向けると、耳の下から鎖骨の中央に向かって盛り上がっているのが胸鎖乳突筋。これを指の腹で筋肉をほぐすイメージでさする。

2.引き伸ばす

マスクを外してガッカリされない男になる! 毎日1分で、アゴがスッキリする小顔ストレッチをマスターせよ
(画像=斜め上に引き伸ばす、『男の隠れ家デジタル』より引用)

両手を重ねて鎖骨の前に置き、首を横に傾けてから斜め上を向くイメージで引き伸ばす。これを30秒キープ。反対側も同様に。