「TikTokってマーケティングにも活用できないのかな?」とお考えではありませんか?今若い世代を中心に、気軽に動画の投稿ができるSNSとして大人気のTikTok。ただ動画投稿や動画視聴を楽しむだけのツールと思われがちですが、最近では様々なビジネスでTikTokを活用したマーケティングが行われているのです。TikTokをうまく運用することで、非常に効果の高い集客ツールとして活用することができます。

そこで今回は、TikTokをマーケティングに活用するメリットから、実際のマーケティング活用法まで解説していきます。今回の記事を読んで、あなたのビジネスにもTikTokをぜひ活用なさってみてくださいね。

目次
Tiktokとは
 ・ショート動画専門のプラットフォーム
 ・誰でもユニークな動画を作成できる機能
 ・国内月間アクティブユーザー数は約950万人
TikTokをマーケティングに活用するメリットとは
 ・拡散力の高さ
 ・海外にも拡散できる
 ・他の集客チャネルへの導線にできる

Tiktokとは

TikTokを活用したマーケティングの前に、まずはTikTokとはどういった媒体なのか理解しておきましょう。

ショート動画専門のプラットフォーム

TikTokとは、中国のByteDance社(バイトダンス社)が運営する動画共有サービスで、スマートフォン向けの動画を制作・投稿できるプラットフォームになります。今では最長10分の動画を投稿できるようにもなりましたが、多くの人が30秒前後の動画を制作・投稿してショート動画として多くのユーザーに発信することが多く、一般的にはショート動画専門のプラットフォームとして多くに人に愛用されています。
日本にTiktokが進出した初めの頃は、「若い女の子や綺麗な女の子がダンス動画を投稿できるアプリ」としてのイメージが強く、10~20代の若い女の子に人気がありました。しかし今では、ダンス動画もコンテンツの1つでしかなく、現在では日常生活に役立つ情報やグルメ情報、動物や子供の動画、企業の採用マーケティング・広報活動など、様々なコンテンツの広がりを見せています。

誰でもユニークな動画を作成できる機能

TikTokとは、誰でもユニークな動画を作成できる機能が充実しています。
撮影した動画に好きなBGMをつけることができたり、アプリについている特殊なフィルターを活用することで肌を滑らかにしたり、笑いの取れる顔に編集したりすることができます。編集というと少し難しいようなイメージを持つ方が多いかもしれませんが、TikTokアプリ内にテンプレートが用意されているので、誰でも簡単に撮影から編集、投稿まで一貫して行うことができます。ショート動画だからこそ編集が手軽というのもありますが、誰でもユニークな動画を作成できるのはTiktokの強みです。

国内月間アクティブユーザー数は約950万人

TikTokはすでに国内での月間アクティブユーザー数は約950万人となっています。他のプラットフォームのアクティブユーザーと比較するとまだまだ劣るところもありますが、2020年の4月には累計ダウンロード数が20億回、2020年4月以降一度だけYouTubeに抜かれてしまいましたがそれ以外は毎月アプリダウンロード数トップです。2021年には世界の月間アクティブユーザー数は10億人を超えたと発表されており、まだまだここから広がりを見せていくことでしょう。TikTokは、とてつもないスピードでアクティブユーザーを増やし、可能性に溢れているプラットフォームとなっているのです。

TikTokをマーケティングに活用するメリットとは

TikTokが人気の理由や多くに人に注目される理由について確認しましたが、ここからは実際にマーケティングに活用できるのか、活用するとどのようなメリットがあるのか動画マーケティングとしての活用について解説していきます。

拡散力の高さ

やはりTikTokをマーケティングに活用するメリットとしては、その拡散力の高さにあります。
InstagramやTwitterなどのSNSは、基本的にフォロワーに発信することができるSNSです。つまり、フォロワーが全くいない初期アカウントはほとんど誰にも情報を届けることができません。それに対してTikTokは、アカウントのフォロワー数に関係なく、良質な動画を投稿することでフォロワー0でもいきなり多くの人に拡散させることが可能になっています。そこからさらに拡散を広げていくにはまた別の動画も必要ですが、TikTokの良いところは動画投稿のハードルがそれほど高くないところです。ショート動画で簡単に投稿できますし、テンプレートなどを活用して簡単に編集を行って投稿が可能です。初期アカウントでも一気に大きな拡散ができるところがTikTokのメリットといえるでしょう。

海外にも拡散できる

TikTokは日本だけでなく、海外にも大きな拡散が可能です。前述したように、TikTokは世界の利用者は10億人です。日本ではTikTokユーザーが爆発的に増えていますが、それは世界でも同様のことがいえます。つまりこれからも世界のTikTokユーザーがこれからも増えてくるため、海外向けに発信することで、効率的に海外の人にも拡散ができるということです。すでに海外に向けたビジネスを行っている企業はTikTokを活用して、海外のユーザーにアプローチを実施しています。海外に向けたビジネスをしたい方々にとってはTikTokを利用するメリットは非常に高いと言えるでしょう。

他の集客チャネルへの導線にできる

TikTokはユーザーの反応率が良いため、他の集客チャネルの導線として活用ができます。TikTokのユーザーは動画などのコンテンツを視聴後、検索などの行動を起こす確率が高いと言われています。
つまり、動画の最後などに宣伝したい商品・サービスや、自社の名前などを掲載しておくことによって、そのまま検索や自社のホームページ閲覧などに誘導することが可能になるのです。TikTokのユーザーはアクションの確率が高いので、より高い効果が期待できるかもしれません。