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サイドビューの特徴・機能・デザイン
リアビューの特徴・機能・デザイン

サイドビューの特徴・機能・デザイン

日産 キックスのエクステリア(外装)デザインをチェック【プロ徹底解説】
(画像=『CarMe』より 引用)

日産キックスのサイドビューの特徴は、グラフィックとスタンスのよさです。リアフェンダーのボリュームを外側に張り出すようにして、リアのドアハンドルあたりからキャビンを絞り込ませています。これにより、フェンダーのボリュームとのバランスでスタンスの良さを表現しています。

また、 ボディサイドに入ったショルダーラインとその下にあるキャラクターラインによって、クルマ全体の動き、特にサイドビューの勢いみたいなものを演出しながら、その間の面の抑揚をコントロールしています。

また、ルーフが浮いているように見えるフローティングルーフを採用することで、全高を低く見せスポーティさを表現するだけでなく、SUVらしいアクティブさや凝縮感を強調しています。

リアビューの特徴・機能・デザイン

日産 キックスのエクステリア(外装)デザインをチェック【プロ徹底解説】
(画像=『CarMe』より 引用)

日産キックスのリアビューは、フロントに負けないぐらいがんばって立体的な表現、塊感を演出しています。日本仕様のキックスのリアバンパーは黒の部分をボディカラーでサンドイッチしています。あえてボディカラーの面積を増やすことでプレミアム感や上質な感じを演出しています。(海外仕様はすべてブラック)

キックスのリアビューで特徴的なのは、テールゲートの形です。リアから見たときにパーティングラインがヘキサゴン、六角形になっているのです。これは遊び心とともに、単純にまっすぐ落としていくパーティングラインだと立体の補助にならないからです。

日産キックスのようなコンパクトボディのクルマは各パーツでみるのではなく、全体の塊感で見ます。したがって、フロントもリアも同じような塊感で存在する方がより強いクルマのデザインに見えるのです。

これによって、フロントとリアを切り分けるのではなく、ボディサイドも含めてオールラウンド、同じようなテーマで追求したキックスのデザインはキャラクターが伝わりやすくなっているのです。

提供元・CarMe

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