活性酸素がもたらす弊害
代謝と解毒
大きく活性酸素がもたらす具体的な弊害として、まず肝臓がダメージを負います。肝臓は一般的に500種類の役割を持つと言われ、その中の大きな役割は代謝と解毒です。代謝はエネルギーを作り出すことなので、代謝の役割を担う肝臓はまさに活性酸素にさらされる臓器です。
心筋梗塞・動脈硬化・脳溢血
あとは血管です。血管の話題になるとコレステロールが高い、低いという話題になりますが、コレステロールは善玉と悪玉に分かれます。活性酸素とコレステロールは悪い意味で相性が良く、簡単に反応して結びつきます。これが原因で血管が付着すると、結果として心筋梗塞、動脈硬化、脳溢血を引き起こしてしまいます。
ホルモンバランスの乱れ
また活性酸素はホルモンバランスを崩します。ホルモンは特定の器官で作り出される化学物質で、非常に微量にもかかわらず、大きな効果を発揮します。例えばすい臓で作られるインシュリンは栄養素を摂り込む役割をがあり、脳で作られる成長ホルモンを促します。他にも男性ホルモン・女性ホルモンなど、ホルモンはたくさんの種類が互いにバランスを取り合っています。しかし活性酸素が原因でホルモンバランスが崩れると体調不良に直結し、体調不良は美容を阻害します。
シミ・しわ
活性酸素が増えると、シミやしわができて美容を阻害すると言われれば、気を付ける方も多いと思います。しかしその裏には肝臓や血管へのダメージ、ホルモンバランスが崩れることによる体調不良といった多くの弊害が起こっていると理解してください。
次回は活性酸素を取り除くための解決策を説明します。
文・Woman’sSHAPE編集部/提供元・FITNESS LOVE
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