61cm良型ヒラメゲット
開始早々、2投目でその時は訪れた。40mほどキャストして、ただ巻きとリフト&フォールで探りながら捨て石の切れめまできたのでロッドを立てて回収に入ろうとした時、何かに引っかかった感じが……。根掛かりと思った瞬間にゴンゴンとロッドから伝わる強烈な引き、魚だ。ラインがジーッと出ていく。
「この引きはコチやシーバスじゃない。エイかチヌ?チヌならデカい」と思いながら格闘する。ロッドをかなり曲げながらやっと浮上させたのは、予想外の極厚良型のヒラメだ。中海でヒラメは珍しい。釣れないわけではないが狙って釣るのはかなり難しい。しかも、ここまでの良型。
メジャーを当てて計測すると61cmだった。ヒラメはコチと比べて遊泳力があるので足元までルアーを追いかけ、捨て石の切れめで食いついたのであろう。曇りの天候も警戒心を薄れさせ、ルアーの回収間際というギリギリでの食いを助けたと思われる。狙いのマゴチではなかったが、曇りの日に大物を仕留めることができた。
<週刊つりニュース西部版APC・中濱友也/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース西部版』2022年7月22日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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提供元・TSURINEWS
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