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■3.切腹|1962年作品
■まとめ

■3.切腹|1962年作品

3つ目に紹介する作品は、1962年に公開された『切腹』だ。時代劇であり武士道を描いた本作品は、張り詰めた緊迫感とスリルが魅力的。時代劇では珍しく、武家社会の汚い部分にもフォーカスしている。

前半部分はミステリー要素が強く、後半から一気に前半で散りばめられた伏線が回収されていく。最初から最後までハラハラしながら観ることができる。

日本人からは武士道の汚い部分が目立ってしまうが、外国人は古典的な悲劇美として本作品を絶賛している。海外の映画レビューサイト「IMDb」では、8.7点という高得点を叩き出した。また、第16回カンヌ国際映画祭において、審査員特別賞を獲得している映画でもある。

■まとめ

本記事では、外国人から評価されている意外な日本映画を3つ紹介した。

外国人から支持される映像作品は、複雑な人間ドラマを描いている作品が多いように感じる。日本ならではの表現方法が珍しいからなのか、洋画では今回紹介した作品のような表現を用いることが少ない。

もし紹介した作品のなかに未視聴のものがあれば、ぜひ一度その目で結末を確かめてみてほしい。外国人から絶賛される理由がきっとわかるはずだ。

いかがだっただろう? 今回ご紹介した映画は「男の隠れ家デジタル」編集部がテーマに合わせて選んだものだが、他にもおすすめしたい作品がたくさんある。ぜひ今後の情報にも期待してほしい。

提供元・男の隠れ家デジタル

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