キホンは沈めてシェイク
釣り方は、夕方~夜、堤防のキワにエギを沈めてボトムをとるだけだ。ライトラインなので2.5gくらいの軽いエギでも、簡単に底が取れる。ラインをフェザーリングしながらイトがそれ以上でなくなったら着底だ。
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(画像=タコはキワにつく(提供:TSURINEWSライター井上海生)、『TSURINEWS』より引用)
タコは海底でフワフワ~とするものに弱いらしい。アクションはちょんちょん、とエギをシェイク、これがキホンだ。他にも、エギを足元に落として、釣り人がちょっと横に歩いてコースを作り、若干ボトムを切りながらエギを漂わせる、「ボトムふわふわ」も有効な手。
3つのコツ
LT新子タコはライトラインを使って底を取るという、なかなかキケンな釣りではある。そこで、次の3つのコツを押さえて、なるべくロストを軽減し、かつ釣果を挙げたい。
1. システムノットで強度を出す
メバリングの標準的なライン号数といえばPEライン0.3号。この号数だと、システムノットで結構しっかりとした強度が出せる。PEライン0.3号なら6lb程度あり、リーダーに5lbのラインを結束すると、FGノットならほとんど5lb(約2kg)くらいの強度が出せるはずだ。多少の根掛かりなら回収率が高くなる。
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(画像=FGノットでいこう(提供:TSURINEWSライター井上海生)、『TSURINEWS』より引用)
2.100円エギを使用
エギは安っすいものを使う。タコの新子はそんなに難しくない。白いものに好反応するというので、できれば白系のエギを、100均で仕入れておこう。100円ならジグ単のロストよりもお安くつく。これでロストしたときの精神的なダメージが軽減できる。
3.ドラグはほぼフルロック
エギに乗ったタコを引き剥がすために、ドラグはほぼフルロックでいく。ただD社の大体の2000番リールはドラグが5kgなので、現実にはフルロックしてタコの重さと引きで2kg以上の力が加わると、切れることになる。そのため半分ほど緩めておこう。
どちらかといえば、ドラグの加減はある程度のことで、乗ったときのフッキング一発で根から引き剥がしてゴリ巻き、という釣り方がいい。