目次
険しい山道
屋久杉が聳え立つ巨木の森

険しい山道

終点は川の近くにあり、ここから山道に切り替わるらしい。ちなみに、荒川登山口から縄文杉までのルートで、水洗トイレはここにしかない。道中では山岳トイレしかないため携帯トイレは必須になる。また売店や自動販売機もないため、食べ物もあらかじめ準備しておくと良いだろう。

【鹿児島屋久島】樹齢数千年の古代樹!?縄文杉トレッキングへ行ってきました!
(画像=『たびこふれ』より引用)

朝ごはんを食べたらかなり体力を回復できた。湧水が冷たくて美味しかったので、屋久島を歩く際はぜひ飲んでみてほしい。トロッコ道に別れを告げて、ここからは本格的な山道を歩くことになる。気合を入れ直して、出発だ。

【鹿児島屋久島】樹齢数千年の古代樹!?縄文杉トレッキングへ行ってきました!
(画像=『たびこふれ』より引用)

トロッコ道を終えてからは、さっきまでの平坦な道はなんだったのか、と言いたくなるような、険しい道が続いていた。大きな岩が敷き詰められて、比較的歩きやすい場所もあるが、ゴツゴツした岩や、大木を乗り越えて進まなければならない道も多かった。

屋久杉が聳え立つ巨木の森

【鹿児島屋久島】樹齢数千年の古代樹!?縄文杉トレッキングへ行ってきました!
(画像=『たびこふれ』より引用)

進んでいくにつれて、人間が立ち入ってはいけないような、神聖な雰囲気に包まれていく。一本一本の木がどんどん大きくなって、まるで巨人の世界に入り込んだようだ。

【鹿児島屋久島】樹齢数千年の古代樹!?縄文杉トレッキングへ行ってきました!
(画像=『たびこふれ』より引用)

樹齢千年を超えるであろう、屋久杉たちが目の前に聳え立つ。人と比べてもこの大きさだ。ちょっとした神社だったら、御神木として祀られていそうな巨木が、何本もあるのだ。これはちょっと圧巻だった。

【鹿児島屋久島】樹齢数千年の古代樹!?縄文杉トレッキングへ行ってきました!
(画像=『たびこふれ』より引用)

途中に、こんな感じで、湧水が流れている場所があるので、その度に水分補給ができた。

【鹿児島屋久島】樹齢数千年の古代樹!?縄文杉トレッキングへ行ってきました!
(画像=『たびこふれ』より引用)

途中で、ウィルソン株というスポットに立ち寄った。ウィルソン株は400年ほど前に伐採された巨大な切り株のことで、切り株の中から空を見上げると、ハートマークに見えることから、縁起の良いスポットとしても知られている。

【鹿児島屋久島】樹齢数千年の古代樹!?縄文杉トレッキングへ行ってきました!
(画像=『たびこふれ』より引用)

トレッキングもいよいよ終盤。訳がわからないくらい巨大な木々が、当たり前のように聳えている。一本一本が数千年前から生きていると思うと、自分の小ささというか、人間の寿命の短さを感じずにはいられない。