波紋系バチを発見

まずは、表層をトップウォーターでサーチします。ポッパーとペンシルベイトをそれぞれ10回くらいはキャストしましたが反応がありません。次はどうしようか考えていると水面を引き波を出して泳ぐ何かが見えました。水面をよく観察してみると泳いでいるのは波紋系バチでした。夏でも凪の日はバチ抜けをすることがあるとは聞いたことがありますが、実際に目撃すると少し驚きました。

シーバスらしき魚が水面を泳ぐバチにボイルしているのを見かけました。バチは魚にとっては楽に捕食できるおいしいエサなのでしょうか。水面を引き波を出して泳がせられるフローティングペンシルをキャストしてみました。時々、ボイルはありますがなかなかヒットしません。バチも最盛期に比べると少ないので付いた魚も少ないのでしょうか……。

神奈川のルアーシーバス釣りで50cm級本命 想定外のバチパターン?
(画像=神奈川のルアーシーバス釣りで50cm級本命 想定外のバチパターン?水面に泳ぐバチを発見(提供:TSURINEWSライター奥田綾一)、『TSURINEWS』より 引用)

待望の50cm級シーバス登場

そうしているうちに、くるくるバチが発生しました。くるくるバチは最難関パターンの一つと呼ばれるだけあってルアーで食わせるのが難しいです。ボイルはあるがヒットはしない厳しい状況が続きましたが、ようやくヒットしました。

ヒットパターンは小型のバチ抜けルアーの表層速巻きです。くるくるバチを偏食している魚が食ってきたようです。くるくるバチは攻略が難しいと毎回感じます。よく暴れる元気な魚でしたが、無事にランディング成功です。確認すると50cmクラスのシーバスでした。バチを偏食していたようで口の中はバチがたくさんでした。苦手なくるくるバチパターンですが、運が良かったのか釣れてよかったです。

神奈川のルアーシーバス釣りで50cm級本命 想定外のバチパターン?
(画像=神奈川のルアーシーバス釣りで50cm級本命 想定外のバチパターン?50cm級のシーバスをキャッチ(提供:TSURINEWSライター奥田綾一)、『TSURINEWS』より 引用)