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画質は?どんな作品が撮れたのか
インスタライブで詳しく解説!
画質は?どんな作品が撮れたのか
今回はカメラ自体のクオリティを知ってもらうため、撮影した写真や動画に加工はせず、そのまま掲載しています。
水深15m前後でハナダイたちを自然光で撮影しました。一本目の序盤で撮影したもので、操作に慣れるために露出をなんとなくいじりながらシャッターを切ったのですが、ハナダイの色がキレイに出ていました。
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あらかじめ浅瀬での青被りを防ぎ、自然なカラーバランスになるように調整したホワイトバランスを「ワンタッチホワイトバランス1」に登録しておきました。エントリーしてすぐに「ワンタッチホワイトバランス1」に設定しているので自然光でも色が青被りせずきれいに出ています。
ウミウチワにはライトを当てたら赤い色がキレイに出て、海の青とのコントラストが印象的な写真になりました。
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背景のブルーは、先ほど設定したワンタッチホワイトバランスできれいなブルーに調整済みです。ハナダイのカットに比べて、少し水深が深いので、ライトを当てることでイソバナの鮮やかな赤が出てきています。この発色の良さがRGBLUEのライトの特色です。
水深20mくらいのところのオーバーハングに群生するソフトコーラル。ライトを一番弱くしてもどうしても赤くなってしまいました。ライトなしだと暗い印象。これはどうしてでしょう?
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水深20mでライトなしでも撮れるように、やや深い水深用にワンタッチホワイトバランスを作りました。そのホワイトバランスとライトの赤色成分が相乗効果を得てソフトコーラルを必要以上に赤くしています。この場合はワンタッチホワイトバランスの使用を止めて、晴天用のホワイトバランスやオートホワイトバランスを選択しても良いです。
何よりムービーもすぐに撮影できたのが嬉しい!右手の親指で届く位置にムービーボタンがあるので、動画を撮りたいと思ったらそこを押すだけ。手ブレが少し気になるものの、キレイに撮れたんじゃないかなと思います。
水中でのムービー撮影は、楽しい雰囲気を伝えるツールでは最高のものです。ストロボだけではムービー撮影に役に立たないのですが、ライト撮影なら、静止画や動画撮影 が両方楽しめます。
動画ばっかり撮っていたらバッテリーが結構早く消費されてしまう気がして、ちょっと途中から遠慮してしまいました。
確かにムービー撮影はバッテリーを消費します。小さなボディーのE-PL9にはボディーに合った小さめのバッテリーが採用されているので、連続してダイビング中に動画撮影する場合には、予備のバッテリーを準備する必要があります。
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というわけで、今回は難しいレクチャーをしないで、
・エントリー後RGBlueのライトの電源を入れる
・撮りたいものにレンズを向けて十分に近づく
・好きな明るさにダイヤルを回して調整する
・シャッターを押すか?RECボタンを押すか?雰囲気でどちらかを選ぶ
これだけの説明でミラーレス一眼とRGBlue ライトを使った水中撮影を体感してもらいました。
いかがでしょうか?
思ったより全然簡単で、水中での取り回しもTGと大差ないと思います。中のカメラが賢いので、撮影はカメラに任せる。周りの環境に配慮して水中撮影を楽しむ。これが今回のコンセプトでした。
次回は同じセットですが、マクロ撮影にチャレンジしてみたいと思います。レンズとレンズポートをフィッシュアイレンズからマクロレンズに変えます。今回と同じように超簡単に撮影ができるでしょうか?
楽しみですね!
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本連載では毎回記事掲載の次の日にインスタライブでみなさんの質問にもお答えしながら解説していきます。
インスタライブ
日時:7月27日20時〜
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提供元・oceanα
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