シロウトでもできる
なるほど。指先をエサから離す際に、どうしても抵抗(ベタ付き感)になってエサを引っ張ってしまうから、その引っ張られる分を計算して、あらかじめハリをエサのどの位置まで引き抜くかをバランスさせるといいわけですね。
伊藤 さとし
「そういうこと。美緑を使うことで指離れがかなりよくなっているんだけど、それでもベタ付き感はある。つまり触れたり離れたりを繰り返すほど、ハリ付けがしづらくなるのがトロロエサのデメリットなんだよね。ダンゴエサなら可能ないわゆる小細工が、トロロではほぼできない。だからハリ付けは一発勝負なんだよね」
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(画像=ボウルのヘチにくっつけて次投の準備(提供:週刊へらニュース伊藤さとし)、週刊へらニュース伊藤さとし、『TSURINEWS』より引用)
でも実釣時の代打ちでも感じましたが、最初のうちはうまくいかなかったハリ付けも徐々にできるようになりました。シロウト同然の記者でもマスターできたのですから読者の皆さんなら、それこそもっと上手にハリ付けできるのではないでしょうか。
伊藤 さとし
「そこが美緑の魅力だと言っておこうか」
おあとが宜しいようで。
次回も「両トロロをやってみよう」です。
文・週刊へらニュース伊藤さとし/TSURINEWS編/提供元・TSURINEWS
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