世の中に博物館が数あれど、中にはすごく限られたテーマの博物館もある。そんなマニアックな博物館は、どのようにして誕生するのだろうか? 男の隠れ家ではそんな「○○愛がとまらない」全国各地の偏愛ミュージアムを厳選して紹介しよう。

目次
■全国各地のユニークな博物館を訪ねてみよう
●世界の貯金箱博物館(兵庫県)

■全国各地のユニークな博物館を訪ねてみよう

車、レコード、レトロ玩具──、集め出して止まらなくなったコレクションの数々を自分の部屋だけに留めておくのはもったいない。実は世の中には、個人コレクションが元になった博物館は山ほどある。

博物館というと“コンクリート製の巨大な建物”や“公営もしくは財団による運営”であると想像してしまいがちだが、必ずしもそういった条件があるわけではない。

好きで集めたコレクションを自分が鑑賞して楽しむのか、より多くの人たちに見てもらいたいのかで博物館を作るかどうかが決まるのだ。そこで、ここでは○○が好きで収集していたら博物館になっていたという全国各地の個性あふれる博物館を紹介していこう。

●世界の貯金箱博物館(兵庫県)

・貯金箱愛がとまらない!!

マニアックすぎ! ○○愛がとまらない全国偏愛ミュージアム11選
(画像=テーマ別に分類して展示する。こちらは子どもたちに人気のキャラクターの数々。、『男の隠れ家デジタル』より引用)
マニアックすぎ! ○○愛がとまらない全国偏愛ミュージアム11選
(画像=
貯金箱の歴史がわかるアンティークコーナー。、『男の隠れ家デジタル』より引用)
マニアックすぎ! ○○愛がとまらない全国偏愛ミュージアム11選
(画像=地元・阪神タイガースをテーマにした特別展も開催した。、『男の隠れ家デジタル』より引用)

尼崎信用金庫が運営する貯金箱の博物館では、日本はもちろん、欧米や中東など世界62カ国の2万4000点を超える貯金箱を収蔵。当初は、貯蓄と人々の暮らしの関わりを示す資料として貯金箱の収集を始め、得意先からのいただき物などを展示し細々とスタートしたが、昭和59年(1984)に「昔の貯金箱博物館」として一般公開するやコレクターからの寄贈が相次ぎ、収蔵数が一気に増えたという。展示は2フロア12コーナーに分類され、テーマごとに見やすくまとめられている。

兵庫県尼崎市西本町北通3-93
TEL:06-6413-1163
入館料:無料
休館日:月曜、祝日(祝日が土日の場合は開館)、12月29日〜1月5日
開館時間:10:00~16:00
アクセス:阪神電車「尼崎駅」より徒歩約5分