50cm超マゴチをキャッチ
ルアーは、キスが釣れているときに実績が高いビーチウォーカーハウルのパールカラー、キスのサイズに合わせて5inchのワームで歩きながら探っていく。扇状に数投キャストしたら5m移動を繰り返していると、波が立ち上がる見渡す限りで最も浅いポイントまで到達した。
そこより先は浅瀬が続くエリアになるため、カケアガリ周辺を丁寧に探っていると、リトリーブするハウルがボトムにコンタクトした瞬間に明確なアタリが出た。久しぶりのヒットにアワセが遅れた感じだったが、新品のフックを装着していたことを信じてゆっくり寄せてくると、波間に良型のマゴチの姿が見えた。
波打ち際でラインテンションが緩みフックが外れてしまった苦い経験を生かして、ラインテンションを保ちながら砂浜にずり上げたのは、50cmオーバーのグッドサイズのマゴチだった。
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旬魚の良型マゴチに大満足
マゴチは食べておいしい魚だが、キスが釣れている情報を教えてくれた70代と思われるエサ釣り師にプレゼントしたところ大変喜んでくれた。
気を良くして釣りを再開し、ワームで探り歩いてきたエリアをシンキングペンシルに交換して戻っていると、狙い通り小型のヒラメらしい魚がヒットしたのだが、残念ながらフックアウト。
ここで予定していた正午となったため、釣りを終えた。この日の釣果は、マゴチ1匹だったが、夏が旬の良型のマゴチを手にすることができ大満足な釣行となった。
しかし暑い日で最高気温は35度。今後も暑い日が続くと思うが、朝夕の涼しい時間と潮変わりのタイミングの短時間釣行を楽しんでみようと考えている。
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文・週刊つりニュース中部版APC・高木孝(TSURINEWS編)/提供元・TSURINEWS
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