夏が旬のマゴチを釣りたいと考えて遠州灘のサーフゲームに行ってきた。釣行当日は満潮と重なる朝マヅメに青物を狙い、下げ潮でヒラメとマゴチを狙おうと企んでいた。結果この日は、夏が旬の良型のマゴチを手にすることができ大満足。その釣行をレポートしよう。

遠州灘でルアーマゴチ釣り

今シーズンの静岡県・遠州灘のサーフゲームは、例年になく釣果が聞かれない不調の年と感じているが、夏が旬のマゴチを釣りたいと考えて6月28日、掛川市を流れる弁財天川の河口のサーフへ向かった。

早くなった夜明けに合わせて、ポイントに到着したのは午前4時30分。いい日に当たれば、イナダやカンパチなどの小型青物が回遊しているという情報を得ていたため、回遊に期待しながらキャストを開始した。

見渡す限り数人しかアングラーがいない状況に最近の不調を感じたが、アングラーによるプレッシャーが低いとポジティブに考えてキャストを繰り返した。

菊川河口へポイント移動

この日は大潮で朝マヅメと満潮が重なるため、朝マヅメに青物をキャッチして、干潮までの下げ潮でヒラメやマゴチを狙おうと企んでいた。だがそんなに簡単に魚を手にすることができず、朝マヅメは青物の回遊もフラットフィッシュの反応もないまま、7時にはキャストしているのは私だけとなっていた。

暑さが厳しい夏のサーフゲームで長時間釣りを続けることは難しく、集中力を保つには適度な休息と食事、こまめな水分補給が重要となる。この日も休憩時には水分を取りながら8時までキャストを繰り返したが、反応を得ることはできず菊川河口右岸へ移動することにした。

高台から海を臨むと、キスを狙っている釣り師の姿が複数確認できた。釣れているから釣りをしているのだろうと期待してあいさつしてみると、たくさんは釣れないが50m以内の近場でポツポツと良型のキスが釣れていると教えてくれた。

キスを食ってくる魚はいないとのことだが、キスはマゴチの大好物ということで、良い話を聞くことができた。暑さが厳しく長時間の釣りは厳しいため、午前11時の干潮前後2時間と決めて10時から釣りを再開した。