チヌの気配続き3投目に2匹目

第一投目でチヌがヒットしたので、「本日はひょっとしたら二桁釣果は余裕かも」と考えながらチヌをストリンガーに繋いで泳がせ、はやる気持ちを抑えてハリにさしエサのオキアミを刺して次投を入れる。

流石に2投目はさしエサのオキアミがストレートで返却されたが、これは逆にいいかも?と思う。がコーンなどの硬めのさしエサでの返却と違い、生オキアミがさしエサで、6月という季節の水温を考えれば、小フグなどのエサ取りに瞬殺されても当然なのに無傷のストレート返却はまきエサを打った付近にチヌが付いている可能性が高いのだ。

次も生オキアミを刺しすと、3投目でまた棒ウキが一発で消し込まれた。やっぱり居た!サオに伝わる感覚は間違いなくチヌで、ゆっくり楽しみタモ入れした。

2匹目以降はフグに苦戦も計5尾

だが2枚目を取り込んで以降、残念なことにエサ取りのフグが出だした。チヌが移動したかのは定かではないが、ハリを持って行くやらハリスを噛むやら、かなりのフグの猛攻が続く。

当然、さしエサは生オキアミでは歯が立たず、コーンオンリーでの釣りの組み立て。練りエサも持参すればよかったと後悔しながらなんとか数匹を追加し、午前9時過ぎには潮が引いて底が見える状態になったので、流石に納竿することにした。

当日の釣果は36~41cmのチヌを5枚で、釣り場の簡単な清掃をして終了した。

和歌川河口のチヌフカセ釣りで41cm頭に5匹 フグの猛攻に苦戦
(画像=当日の釣果(提供:TSURINEWSライター秦厚治朗)、『TSURINEWS』より 引用)

<秦厚治朗/TSURINEWSライター>

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提供元・TSURINEWS

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