キャンプで使うアイテムの中でも、1晩過ごす場所となるテントは特に重要になります。
テントは使用人数に合わせたサイズであることはもちろん、設営のしやすさや持ち運びやすさなどもチェックすべきポイントです。
今回はソロ・デュオ・ファミリーなど使用人数に合わせた最適なテントをご紹介します!
テントの種類や特徴についても解説しているので、ぜひテント選びの参考にしてくださいね。
目次
キャンプテントの種類と特徴
キャンプテントの選び方6つのポイント
キャンプテントの種類と特徴
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テントには様々な形があり、その種類によって適したキャンプスタイルが異なります。
テントの種類は以下の5つに分けられます。
- ドームテント
- 2ルームテント
- トンネルテント
- ティピー(ワンポール)テント
- ロッジ型テント
ドームテント
軽量で収納するとコンパクトになるドームテント。設営も比較的簡単で、初心者におすすめです。ソロに適した小型のものから、5人以上で使えるファミリー向けのものまで幅広いサイズがあります。
2ルームテント
寝る場所、食事をするリビング部分が確保できる、ツールームテント。テントとタープを別々に用意する必要がないため、初心者にも人気。設営の手間が省けるのでファミリーキャンプにも適しています。
トンネルテント
ポールをアーチ状に立てて設営するテント。その名の通りトンネルのような形になります。ほとんどが寝室と食事をするリビング部分が確保できる「2ルーム」の形状です。
ティピー(ワンポール)テント
三角屋根が特徴のワンポールテント。テントの中央に1本の大きなポールを立てて支えます。海外風の雰囲気でデザイン性重視の方にも人気。おしゃれなテントが欲しい方におすすめです!
ポールが少ないため設営の手間も少ないです。
テントの中心にあるポールがデメリットにもなりますが、テント内のレイアウト工夫し中心のポールをうまく活用することで解消されます。
ロッジ型テント
小屋のような形のロッジ型テント。天井が高くて中が広いことが特徴です。大きいサイズのものが多いため、設営が難しいと感じる方も多いですが、実はポールを立てた後にフライシートを被せるだけの、シンプルな作りになっています。
キャンプテントの選び方6つのポイント
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テントの選び方には以下の6つのポイントがあります。
- 使用人数
- 耐水圧
- 通気性
- 設営方法
- 携行性
- 予算
ここからはそれぞれのポイントを詳しく説明していきます。
使用人数に適したサイズを選ぶ
寝る時やくつろぐ時、テント内で快適に過ごすには、テントの使用人数表記に合わせてテントを選びましょう。
人数に対してテントが小さすぎると窮屈になり、大きすぎると設営や撤収・持ち運びにも不便です。
テントを選ぶ時は、必ず使用人数表記を確認しましょう。
1,500mm以上の耐水圧か確認する
耐水圧とは防水性能の指標になる数値で、テントの耐水圧は1,000mm以下から10,000mmを超える商品もあります。
一般的に耐水圧は1,500mm程度あれば強い雨に耐えられると言われているため、雨の日でも気にせずキャンプを楽しみたい方は1,500mm〜2,000mmを目安にテントを選ぶと良いでしょう。
過ごしやすい通気性か確認する
特に夏のキャンプで重要なのが通気性です。通気性が悪いとテントの中が蒸し暑く熱中症の原因にもなります。
ベンチレーターは外気を取り入れて内部の温度調節をするため、ベンチレーターがあるとテント内は快適な空間になります。
またテント内の湿気も外に出るため結露防止にもなります。
ベンチレーターの有無を確認して、通気性がよいテントを選びましょう。
スムーズに設営できそうかチェックする
キャンプで1番設置に時間を取られるのがテントです。
テントをいかにスムーズに設営できるかで、キャンプでどれだけゆっくり過ごせるかが決まります。
テントには設営方法が異なる以下の4つのタイプがあり、タイプごとに設営時の特徴があります。
- 自立式
- 非自立式
- ワンタッチ式
- ポップアップ式
4つのテントタイプの特徴をお伝えしていくので、自分に合った設営方法を選んでみてください。
自立式
自立式テントはポールをテント生地に通し、ハリをもたせてペグや張り綱がなくてもテントが自立しているタイプです。
ペグや張り綱がなくても設営できるため、手順が簡単で初心者の方におすすめのテントタイプです。
非自立式
非自立式テントはポールを通すだけでテントとして機能する自立式テントと違い、ペグなどで固定しないとテントになりません。
非自立式テントは自立式テントに比べポールが短い上に数が少ないため、設営しやすく荷物の軽量化にも向いています。
しかしテントの設営場所に条件があり、地面が平で石や岩がないところに設営しないとポールのバランスがとれず、ペグで固定しても自立しない場合もあるので注意が必要です。
ワンタッチ式
ワンタッチ式は、収納袋から出して傘を開くように骨組みを持ち上げて設営するテントです。
ただし収納時は傘を閉じるように収納するため、収納サイズが嵩張るテントがほとんどです。
積載量に余裕がある方におすすめのテントタイプです。
ポップアップ式
ワンタッチ式より更にお手軽に設営できるのがポップアップ式です。
ポップアップ式のほうが、ワンタッチ式よりコンパクトで軽量ですが、収納する時は少しコツがいるので、慣れるまで手間取る可能性があります。
設営に対する不安ながある方や、テントの設営に時間を掛けたくない方におすすめのテントタイプです。
持ち運びしやすいか確認する
テントはキャンプ場まで持ち運んで使用するため、持ち運びやすさも重要です。
特にソロキャンプは1人で持ち運ぶため軽量・コンパクトであればあるほど、おすすめです。
バックパックや車・バイクに積載できるサイズか、持ち運べる重さかを確認しておくと持ち運びにストレスなくキャンプを楽しめます。
事前に予算を決めておく
テントの価格は1万円以下の商品から、10万円を超える商品まで幅広く販売しています。
また他にも購入したいキャンプ道具がある場合、テントの予算を決めておくと、他のキャンプ道具に使える予算も割り出せるため、お金を使いすぎる心配もありません。
事前にテントの予算を決めて、予算内でコスパの良い商品を選びましょう。