昨今、インターネット環境の急速な普及と、スマートフォンやタブレットの利用者増加に伴い、日常的にSNSを利用するユーザーが増加している状況です。
その中でも、老若男女問わず高い支持を集めているSNSにインスタグラムが存在します。
今や、インスタグラムは多くの利用者を抱え、私たちの暮らしには欠かせない存在へと年々成長を遂げています。
本記事では、「インスタグラムとは?」という部分から、インスタグラムの基礎知識や他のSNSとの違いについて詳しくご紹介していきます。
インスタグラムとは
初めに、インスタグラムの基本的な部分からご説明していきましょう。
インスタグラムは、世界的に知名度の高い「メタ・プラットフォームズ」が提供する、SNS(ソーシャル・ネット・ワーキング・サービス)です。
安定したインターネット環境の整備や、スマートフォンやタブレットの急速な普及に伴い、今やインスタグラムは世界的に多くのユーザーから莫大な支持を集め、国内の月間アクティブユーザー数は、3,300万人を超えるまでに成長を遂げているのです。
インスタグラムは、写真や動画の投稿を主に楽しむモノであり、お気に入りの写真や動画や、ユーザーのライフスタイルの充実感を他のユーザーと共有することが可能です。
ひと昔前のインスタグラムの機能としては、写真の投稿のみに留まっていましたが、時代の流れと共に、テキスト入力や動画の投稿が可能となるなど、さまざまなアップデートを日々実施することで、より快適にインスタグラムが楽しめる環境が着々と整備されていったのです。
また、「インスタ映え」と呼ばれるフレーズも存在します。「インスタ映え」は、インスタグラム人気の勢いを加速させたポイントでもあり、日常の生活の中に潜む、写真映えするスポットや被写体を発見し、自ら作り出すことで、多くのユーザーから共感や、投稿者自身の満足度の増加に繋がるのです。
多くのユーザーから注目が集まることで、一般消費者であるユーザーが有名人として世間に受け入れられる事例なども存在します。消費者に強い影響力を持つ「オピニオンリーダー」のような存在はインフルエンサーとして活躍し、インスタグラムの場合は「インスタグラマー」と呼ばれています。また、企業の「象徴」として活動する場合は「アンバサダー」として広報活動、普及活動を行います。
昨今では、写真や動画の投稿を楽しむ以外にも、その楽しみ方や利用目的は多角化が見られている状況であり、中でもインスタグラムを検索機能の一環として活用する動きが高まりを見せています。特に若い世代を中心に活用方法の変化が大きく表れています。このように、時代の変化に伴い、SNSツールの利用目的も多角化することは現代ならではの面白さであるかもしれません。
隠されたインスタグラムの由来
「インスタグラム」という言葉は、「インスタント・テレグラム(Instant telegram)」を略して生まれた言葉であり、もともとは存在しない造語であることをご存じでしょうか?
このことは、インスタグラム側からも正式に明かされた経緯があるのです。
また、「インスタント」の言葉には「即座に・すぐに・その場で」といったような意味を表します。そして、「テレグラム」の言葉は、「電報」を意味しまします。
このようなことから、「インスタグラム」という言葉には、写真や動画を即座に電報であるかのように発信するといった深い意味合いが隠されていたのです。