はじめに

エンタメ業界のマーケティング調査を行うGEM Partnersが昨年7月に行った調査では、同じ値段・同時配信の場合、生活者が映画館と動画配信のどちらを選ぶか調査したところ、ほぼ全てのジャンルで「絶対に映画館で観たい」が上回る結果となった。動画配信サービス(VOD)の定着で、「在宅で十分」といった層が生まれた一方で、大画面や音響など、映画館で視聴する「メリット」を改めて訴求できている点は、共存を懸念されてきたVODに対する大きなアドバンテージとなる。

帝国データバンクでは、今回、「映画館業界」動向調査を行った。2022年度も、「トップガン マーヴェリック」の興行が好調なほか、「映画『ゆるキャン△』」など話題作の放映も開始され、相応の集客が期待されている。座席制限の緩和などウィズコロナで大手シネコンを中心に営業環境も徐々に良化の気配を見せており、22年度は市場の回復がさらに進むことが予想される。

調査結果

  1. 「トップガン マーヴェリック」「ゆるキャン△」など話題作多く ウィズコロナで市場の回復続く見通し
  2. コロナ禍の影響に一服感 映画館市場、過去最低の20年度から回復
  3. リアル映画への支出が回復へ チケット代平均も上昇、3Dなど「リアル」体験へのニーズ高まる

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提供元・帝国データバンク

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