夏シーバスの狙い場
では、そんな夏シーバスの狙い目となるポイントを紹介します。
雨後の増水河川
台風並みの雨は危険ですが、さらっと降った程度の雨の後はチャンスです。夏場の熱すぎる水温が若干さがり、流れも強くなるので一時的にシーバスの活性が上がります。雨後は足元には十分に注意し、無理のない釣行を心がけましょう。
朝マヅメと夕マヅメ
一年中チャンスの多いマヅメですが、夏ごろは特に狙い目です。特にイワシ着きを狙う場合はマヅメの時間は外せません。潮の動くタイミングとマヅメが被っていればなおチャンスが大きくなります。潮通しのいい堤防や漁港の出入り口などを狙ってみましょう。
河川の中流域~上流域
シーバスは河川の20km上流でも平気で遡上してきます。魚が乗り越えられない堰があると厳しいですが、堰がなくずっと続いている河川ならチャンスがあります。夏は涼しい川からの水も流れてくるので、シーバスとしては過ごしやすい環境になります。
夏シーバスに有効なルアー
最後に夏シーバスに効果的なルアーを三つ紹介します。
スピンテール系
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(画像=スピンテール系ルアー(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)、『TSURINEWS』より 引用)
特に昼間に有効なアイテム。パワーブレード、バクリースピンなどが代表的です。堤防、漁港等のボトム付近をゆっくり探れて遠投が効くのでサーチベイトとして優秀です。
トップウォーター
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(画像=トップウォーターも効果的(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)、『TSURINEWS』より 引用)
水面を意識している魚に対してシルエットをごまかしつつ最大限にアピールできます。夏は特にトップウォーターに反応がよくなってくるので、ひとつボックスに忍ばせておくといい思いができるかもしれません。
鉄板バイブレーション
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(画像=鉄板バイブレーション(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)、『TSURINEWS』より 引用)
一年中使うジャンルですが、夏の河川でのデイゲームではかなり使用頻度が多くなります。速い動きと強い波動でリアクションバイトを誘発します。水深によってウェイトを使い分けるので、10、15、25gあたりを揃えておくと大抵の場所で対応できます。