道の概要
北海道中央部に広がる雄大な大雪原生林の中を、層雲峡から糠平湖に走り抜ける国道273号は国内トップクラスのドライブルートである。中でも三国峠展望台からは東側に広がる原生林の景色は北海道の雄大さを感じる場所だ。
層雲峡から大雪湖を通って三国峠までは、山深い川沿いのルートで緩やかなカーブが連続し走りやすい。三国峠からは雄大な原生林を異物のような人工物であるいくつかの橋を下っていく。その後は、さわやかな白樺林の直線道路をクルージングしながら糠平湖に到着する。
北海道の東西を結ぶ幹線道路でもあるので、大型トラックの通行も多い。道路に駐車しての撮影は危険なので、駐車スペースに停めることをお薦めする。
道は大変よく整備され冬季走行を前提にした道幅も広く運転はしやすい。ツーリング本でよく見る松見大橋は、三国峠駐車場から少し東に向った緑深橋からの撮影になる。橋の手前に駐車スペースがあるので、そこにバイクを置いて撮影したい。
お薦めのシーズン
- 年間を通して四季それぞれに楽しめるが、原生林が輝く夏から秋がお薦め。