近年、アウトドアのレジャーで人気を呼んでいるキャンプ。ここではキャンプの醍醐味である焚き火に使用する良質な薪を確保するための薪小屋をDIYで自作する方法を解説します。薪ストーブのあるご家庭でもDIYで薪小屋を作っておくと大活躍です。

目次
薪小屋をDIYで作ってみよう!
準備するもの

薪小屋をDIYで作ってみよう!

まずは最適な場所を確保

【良質な薪の確保のために】薪小屋のDIY方法をご紹介!作り方やおすすめキットも!
(画像=出典:o-dan.net/ja/,『暮らし〜の』より 引用)

薪小屋をDIYで自作するにも、まずは場所を確保しましょう。良質な薪の保管に最適な場所は、適度に日当たりのよい場所で、風通しと水はけのよい場所が最適です。

また積み上げた薪の重さに耐えられるほどの、地盤の固さも必要となります。地盤の固さが不安な場合は、整えた地盤に砂利などを敷きましょう。そうすることで強度と水はけのよいスポットを確保できます。薪小屋を作れば家庭のおしゃれな薪ストーブにも活用できます。

2×4材を使用してDIYで自作する

【良質な薪の確保のために】薪小屋のDIY方法をご紹介!作り方やおすすめキットも!
(画像=出典:ライター作成,『暮らし〜の』より 引用)

薪小屋の作り方はさまざまな方法がありますが、最寄りホームセンターなどで、定番の2×4材を購入して2×4式でつくるのが簡単です。2×4式というのは木材を枠組みして組み立てる方法です。この方法だと、余計な木材も出さずに済みます。

ホームセンターで材料を購入する前には、まず設計図を作って必要な木材を購入するようにしましょう。薪小屋の組み立てなので、設計図に沿って作っていても、途中で図面の修正も可能です。

準備するもの

木材を購入する

【良質な薪の確保のために】薪小屋のDIY方法をご紹介!作り方やおすすめキットも!
(画像=Photo byPexels,『暮らし〜の』より 引用)

今回ご紹介する薪小屋の大きさは、高さ182cm、奥行122cm、横幅150cmの大きさです。この大きさの薪小屋に必要な木材を準備します(詳細は下記事項をご参考ください)。

木材のほかに使用する金具には、2つの木材を結合するリジットタイ・アングルや、3本の木材を直角に接合するリジットタイ・コーナーコネクターなどがあると便利です。

ご紹介にあげた大きさの薪小屋をDIYでつくるときに必要な木材の数は、182cmの木材6本(縦柱)、150cmの木材10本(床面+上部の梁)です。

ほか244cmの木材を2本購入し、それぞれ半分にカットし、122cmの木材を4本(底と上部の横枠)使います。また170cmの木材を1本使用して、屋根に傾斜をつけます。この本数を準備すれば、均整あるおしゃれな薪小屋を作ることが可能です。

そのほかに準備するもの

そのほかに準備するものとしては、土台、電動のこぎり、防腐剤、防腐剤を塗る刷毛、電動ドライバー、屋根となる透明波板などです。かなりしっかりした木材を準備するため、カットする時やビスを打つ時、電動のこぎりやドライバーがあれば便利です。

この大きさの薪小屋を作るのに準備する木材や金具などの合計費用は1万円位です。電動のこぎりやドライバーを新たに購入する場合は、別途費用がかかります。

木材の無料カットもあり!

ホームセンターなどで木材を購入すると、無料で木材をカットしてくれるお店もあります。そのためにも設計図を作った時に寸法と使用する木材の数を決めておくと便利です。

木材を無料でカットしてもらえるお店では、作り方のアドバイスや、購入しておくとよい金具などを教えてくれる職人さんがいることもあります。また無料でカットしてもらえれば、電動のこぎりを準備する必要はなく、費用や手間を省くことができることでしょう。