日本だけが人口あたりの感染者が少ない理由2
それにしても現在の人口あたりの新規陽性が
韓国 6568
香港 1861
ベトナム 1428
シンガポール 1332
イスラエル 1484
日本 363
という日本だけ突出して少ない理由はなになのか。ほかにも理由があると考えています。実はワクチンはオミクロンには効果がないと思っている人が多いのですが、ないわけではなくて「デルタの時より効果が落ちた」だけです。こちらは最新の厚労省のデータですが。
ワクチン未接種とワクチン二回接種済みでは、かかりやすさが異なります。
30代は 未接種は接種済みより3倍程度かかりやすい。まあ3倍くらいだと家庭内感染で大量にウイルスを浴びる突破されてしまう程度です。デルタの時は8~10倍でした。
ところが
60代 3.9倍
70代 9.4倍
80代 34.1倍
90歳以上 39.2倍
と、
高齢者ほどワクチンの感染防止効果が高い
というのが明確です。高いどころではなくて異様に高いです。日本の高齢者率は世界でも異様で、韓国と比較すると
日本は韓国の高齢者率の2倍!!
ということになります。日本の高齢者は94%も2回接種済みで、ブースターも8割近くが接種済み。
もっともワクチンの感染防止効果の出る高齢者がワクチンを打ってくれれば、感染拡大のサイズは大きくならないということではないかと思います。日本人の4000万人が年金受給者ですから、この人たちがちゃんとワクチンを打ってくれると感染は治まる。子供のワクチンなんて百害あって一利なしです。
編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2022年3月21日の記事より転載させていただきました。
文・永江 一石/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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