今回は、三重県津市の阿漕浦海岸でのキス釣りの模様をお伝えしたい。横移動で居場所を探り当て、連掛けを満喫。釣果は175匹をマークした。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)

阿漕浦海岸で投げキス釣り

私が住む三重県の伊勢湾寄りの海岸は、昨年はサーフからのキス釣りが好調で、6月に入ると釣行するたびに束釣りを達成できるほどだった。

これだけキスが多ければ翌年も期待できるのではと思っていたが、思っていた通り、今年も好調な釣果が続いているようだ。

三重県津市の阿漕浦海岸は、昨年から継続している護岸工事が5月中ごろから拡大されたため、広くて便利が良かった護岸の駐車ができなくなった。海の家がある御殿場海水浴場の方に無料駐車場があるので、当分はそちらを利用したい。

キスの束釣りを狙う

今年も何回か阿漕浦海岸に足を運んでいるが、昨年同様に束釣りできる魚影になってきた。そこで6月5日、キスの連掛けを堪能したいと思い釣行した。

潮は長潮。満潮が午前2時33分、干潮が午前9時なので、下げ潮から上げ潮にかけての釣りとなる。東の風が少し吹けば海面に波気が出るのでサイズアップが期待できるが、あいにく風は吹きそうにない。

投げキス釣りで175匹 場所の微修正で5連6連掛け当たり前【三重】
(画像=タックル図(作図:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)、『TSURINEWS』より引用)

釣りはやはり早朝が狙いめなので、午前3時すぎに起床して家を出た。現地には5時少し前に到着。友達も到着して3人で砂浜へ向かった。目的のポイントは松林の方だ。工事中の矢板を通り越して10分ほどで到着。早速、準備に取りかかる。前回の実績から釣れることを想定して12本バリ仕掛けを準備した。