毎日歩く家のフローリングは、黒ずんだりベタついたりしていることが少なくありません。そんなフローリングをツルツルピカピカにしたいときは、重曹を使用するのがおすすめです。この記事では、重曹を使ったフローリング掃除の方法を解説します。毎日気持ちよく過ごせるように、必要なものや注意点などをご紹介します。

目次
床の黒ずみやベタベタ汚れには重曹がおすすめ!
床掃除に使用する重曹水の作り方

床の黒ずみやベタベタ汚れには重曹がおすすめ!

床掃除に効果的な「重曹水」とは?おすすめの使い方をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

フローリングの黒ずみやベタつきは、足の裏の油汚れや皮脂が原因です。どちらも酸性の油汚れですが、アルカリ性は酸性の汚れを落とすために反応します。

そこで、弱アルカリ性である重曹が酸性の汚れに反応し、フローリングをキレイにします。環境に優しいだけでなく、人体にも優しいので、お子様のいるご家庭でも安心してお使いいただけます。

床掃除に使用する重曹水の作り方

床掃除に効果的な「重曹水」とは?おすすめの使い方をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

重曹って結局何?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。重曹とは、料理に使うベーキングパウダーとして使われる白い粉のことです。

ベーキングパウダーというと、聞き覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。そして、重曹を水に溶かしたものを「重曹水」と呼びます。

用意するもの

重曹にはいくつかの種類があり、「食用」の重曹もありますが、やや高価です。「掃除用」と「食用」の重曹の違いは、精製度(不純物の混入量)です。

そのため、「食用」重曹よりも安価に入手することができます。新たに重曹を購入する場合には、「工業用」「掃除用」の重曹を探してみてください。

基本の作り方

床掃除に効果的な「重曹水」とは?おすすめの使い方をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

重曹水の作り方はとても簡単です。すぐに作ることができます。水100mlに対して小さじ1杯(5g)の重曹を混ぜ、1分ほどかき混ぜて粉を溶かすだけです。

面倒な場合は、スプレーボトルに水と重曹を入れ、振って混ぜるだけでもOKです。重曹は7~10日以内に使い切ってください。必ず使い切る量を作ってください。

重曹は多ければ多いほど洗浄効果があるように思われますが、入れすぎると水に完全に溶けず、残ってしまいます。多少の増減は問題ありませんが、なるべく近い割合になるようにしましょう。