季節で雨がもたらす結果が異なる

シーバスにも適水温があります。諸説ありますが、18℃位が適水温になると思います。これは概ね秋ごろの水温。そのため、雨の恩恵を最も受けやすいのは夏~秋です。

真夏では25℃くらいの水温になるのでシーバスにとっては暑すぎてたまったものではありません。そこに冷たい雨が降ると、水温が下がり一気にシーバスの活性が上がります。これにベイトが絡んでくると、濁りも相まって非常に釣りやすい状況になります。

逆に晩秋や春のシーバスにとってちょうどいい水温の状態で雨が降った場合、適水温から急に冷たい水にかわるので渋くなることもあります。

雨量と季節で好転も悪化も

雨によるシーバスへの影響は、雨の強さと、シーズンによってかわると言う話でした。

夏から秋の高水温期に降る雨は恵みの雨となりやすい傾向にあります。しかし、降りすぎた雨は過度な濁りをもたらしかえって逆効果にもなります。

以上のことと身の安全を考慮し、雨を楽しんでみてくださいね。

<檜垣修平/TSURINEWSライター>

提供元・TSURINEWS

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