仕事で「大きなミス」をしたことはありませんか？
今回はそんな仕事でミスをしたエピソードについてMONEY TIMES編集部が取材しました。

上位モデルの欠品と憤怒のおばちゃん

入社2年目で地元ホームセンターの社員だった私は機械、工具の担当者でした。
その店は自分が転勤してきてから機械、工具の売り上げがあがり、上司、店長の評価も好評でした。

次回のチラシ掲載品は当然欠品などあってはならないのでリストでチェックをしていました。
高圧洗浄機の通常モデル（￥15000）がメインの広告だったので在庫確認したところ30台確保済み。
ところが上位モデル（￥35000）が欠品していました。
あわててメーカーに10台発注しました。
そして広告が入る前の週にもう一度最終チェックをしようとバックヤードに向かったところ、検品のおばちゃんが激怒していました。
そこには10台の巨大な高圧洗浄機が・・・

休日返上の補填劇

慌てて伝票を確認したところ￥35000ではなく￥350000の工業用高圧洗浄機でした。
広告には確かに写真が掲載されているのですが、お取り寄せ可能商品として掲載されてました。
350万円分の在庫を抱えた私は同期に電話をかけ注文があった場合こっちから送るようにする、と頼みましたが1台も売れませんでした。
当然巨大な高圧洗浄機は隠せるわけもなくあっさり上司、店長に見つかりしこたま怒られました。
メーカーとの交渉の末、返品させていただき、代わりに350万円分プラス迷惑料とのことで通常モデル250台を納品してもらいました。
10人の同期に声をかけ5台ずつ引き取ってもらい、残りの200台は自分の休日の日に営業して工場などをまわり、何とか1年かけて売り切りました。

おかげさまで営業したお客様に私自身を気に入ってもらい転勤するときまでお得意様になってもらったので売り上げも伸び結果オーライだったとはいえ、二度とミスを起こしてはならないと思いました。

(40代・男性)

今回は、仕事でミスをしたエピソードについてまとめました。
皆さんも、仕事でミスをしないように気をつけましょうね。

文・MONEY TIMES編集部

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