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人々の暮らしの上に成り立つまちづくり
地域の人たちにもチャンスがある商業施設こそまちづくりの根幹

人々の暮らしの上に成り立つまちづくり

仕掛け人に聞く|280万人が訪れる!沖縄「瀬長島ウミカジテラス」誕生秘話
(画像=『cazual』より引用)

自分のお店を持つという夢をかなえられる場としても魅力的な「瀬長島ウミカジテラス」。

渋谷さんは、こうした地域住民の思いやウミカジテラスへの評価の積み重ねが、最終的に県外・市外からの移住者の目に魅力的に映るようになってくるのではないかと話します。

「生活と働くことは近い存在であるべきです。地方の場合、都心部よりもっと近いところにあるべき。生活値という言葉を使う人もいるのですが、働くことで生まれてくる部分も多いと思います」

地域に暮らしの循環まで考えた施設づくりが、魅力的なまちづくりの起点となるのです。

地域の人たちにもチャンスがある商業施設こそまちづくりの根幹

渋谷さんが語る「瀬長島ウミカジテラス」のコンセプトで筆者が一番魅力的に感じたのは、地域住民の働くチャンスの創出の場として作られていることです。一般的な商業施設のコンセプトは、いかに外部から人を呼び込めるか、大企業に入ってもらって話題性を作ることができるかという要素が多いように感じます。

しかし、渋谷さんが作り上げるコンセプトは真逆といって良いでしょう。

地域住民の暮らしをベースに、その暮らしがより豊かになるような商業施設を、という考え方が、まさに魅力ある移住地づくりの根幹になる部分なのだろうと思います。

筆者は、沖縄には宜野湾に日帰りで立ち寄ったことがあるほどしか行ったことがありませんが、渋谷さんのお話を伺い、瀬長島ウミカジテラスが発信する新しい暮らしの創出を実際に見てみたいと思いました。

写真提供/1.3.4枚目:渋谷正明 アイキャッチ.2.5枚目:瀬長島ウミカジテラス

文/鈴木香里

【PROFILE/鈴木香里】

元テレビディレクター。現在は地方創生系、観光系の記事を中心に執筆するライターです。地域の魅力を発掘し、お伝えする記事を発信していきたいです。

文・鈴木香里/提供元・cazual

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