アワセは禁物

須江さんと吉田さんも苦労しながらだが、なんとか釣果を伸ばしている。

土肥さんはハリ外れが多いので、クッションゴムを取り、さらにアタリがでた時にアワセを入れているので「アワせてはいけない」と声掛けする。

また、底を釣るので仕掛けが絡むが、ポーターが4人乗っているので素早く対応してくれるし、魚を釣り上げてもタモですくってくれるので大助かりである。仕掛けが絡んでハリスがヨレた時は、早めに交換した方がよい。ヨレていると魚の食いが悪い。

10時30分すぎ、潮の動きが変わり始めるとアタリが多くなり、手返し良く釣って5尾追加したが、1時間ほどで再びアタリが遠のく中、強い引きのアタリがでた。大物なのでドラグを緩めてやり取りをし、無事に釣り上げたのは2kgのマダイだった。

大分県で関アジ釣り満喫 我慢の釣りを制して35~45cmマアジ12尾
(画像=吉田さん(提供:週刊つりニュース西部版APC・久恒重喜)、『TSURINEWS』より引用)

最終釣果

その後、サバとアジを1尾ずつ追加したところで納竿。釣り終わるとポーターが魚の神経ジメなどきれいに処理してくれるので、翌日でも刺し身でおいしく食べることができる。

私の釣果はアジ35~45cm12尾、サバ1尾、マダイ1尾で久しぶりに大分での釣りを楽しめた。皆さんも、ぜひ釣行して楽しい一日を過ごしてみてほしい。

大分県で関アジ釣り満喫 我慢の釣りを制して35~45cmマアジ12尾
(画像=大型アジを仕留めた筆者(提供:週刊つりニュース西部版APC・久恒重喜)、『TSURINEWS』より引用)

<週刊つりニュース西部版APC・久恒重喜/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
釣吉丸
出船場所:大分市家島港

この記事は『週刊つりニュース西部版』2022年7月8日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

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