ファッションもインテリアもイタリア志向、サッカーを観るならセリエA、真っ先に行きたい旅先はミラノにフィレンツェ、アマルフィ。リッチなオジさんとイタリアは相思相愛、生涯のパートナーです。食においてもまた然り。外食だけでなく、おウチごはんもイタリアン率が圧倒的というオジサンも少なくないでしょう。もちろん、戸賀編集長もイタリアをこよなく愛するひとり。そんなラテン系編集長イチオシのテーブルウェア&食材を一挙にご紹介!
日本初上陸ブランドの一点モノを手にする幸せ
おウチイタリアンに“リッチな大人感”を演出するには、テーブルウェアがキモになります。ラグジュアリー系ブランドも良いのですが、今の気分はナチュラル&サスティナブル。日本初上陸の、石や溶岩ベースの自然派テーブルウェアなんてぴったりではないでしょうか。
「ディナープレートは陶磁器ならではのどっしりとした質感とマットなブラック地がクールで今っぽい。職人が赤い塗料を使い、一点一点、手描きでアクセントを描いているのも魅力的。イタリアらしいカッコ良さと同時に、手仕事の優しさや温かみを感じます」(戸賀編集長)
このブラックプレートの下に敷かれているのは、溶岩素材のプレイスマット。卓越した加工技術が生んだ滑らかな曲線&美しいエッジを持つマットに、鮮やかで艶のあるガラス塗料をほどこしており、実にクール&グラマラス! 溶岩は水や熱への耐久性が高いため、ランチョンマットやチャージャーとしてだけでなく、鍋敷きや花台など、さまざまに活用できる逸品です。
産地にも製法にもこだわったエキストラヴァージンオイル
イタリアンに必須といえば、なんといってもオリーブオイル。イタリア通のリッチなオジサンなら、酸度0.8%以下など、高品質なエキストラヴァージンオリーブオイルをご愛用と思います。しかし戸賀編集長は、その産地や製法、ストーリーにまでこだわります。で、選んだのは、イタリア中部マルケ州の丘陵地に1837年に創業したMICONI(ミコーニ)社の自信作。原料となるオリーブは高地で収穫された100%イタリア産で、収穫から24~36時間以内に搾油。伝統を重んじながらも、最新設備を導入し、温度を一定に保ちつつ搾油するコールドプレス製法を採用しています。
このエキストラヴァージンオリーブオイルは、地元で有機栽培されたイタリア固有(土着品種)オリーブのみを使用。緑を帯びた黄金色でフレッシュな草の香り、それに芳醇でデリケートな柔らかい味わいゆえに、どんな料理にもお薦めです。
エキストラヴァージンオリーブオイル「シビッラ」は、シッベリーニ山脈の標高が高い地域で栽培されたオリーブの実だけを用いたスペシャルオイル。クリアな緑黄金色、果実味とフレッシュなグリーンの風味で余韻が長く楽しめます。低不飽和脂肪酸かつオレイン酸・ポリフェノールが豊富なのも特徴のひとつ。
「いずれも、豊かな香りとスパイシーな風味という、高品質なオリーブオイルに欠かせない要素を備え、そのままでも料理に使っても、抜群にうまい。エキストラヴァージンオリーブオイルの指標となる酸度0.8%以下を大きく下回る0.2%を実現し、ポリフェノールとオレイン酸の保有率が高いのも、健康が気になるオヤジにはありがたいですね(笑)。またマルケ州は、イタリア屈指のトリュフの産地。それだけに、白トリュフ エキストラヴァージンオリーブオイルも完成度が非常に高い! 白トリュフのスライスとトリュフから抽出したエッセンシャルオイルを贅沢に配合しただけあって、ふくよかな香りと繊細な味わいは、見事としか言いようがありません。アンティパストやパスタ、リゾットのほか、オムレツにも!」(戸賀編集長)