進むのを躊躇うほど薄暗く、そして異質な空間が広がるお化け屋敷。本格的な夏の到来ももう間もなく。お化け屋敷へ足を運び、非日常の恐怖を体験してみよう。そこで本記事では男の隠れ家が選んだオススメのお化け屋敷を15スポット紹介する。
目次
夏の暑さも吹き飛ばす戦慄の物語が待っている
■その1「ジョイポリス」(東京都) きっと来る… 貞子 ~呪い占いの館~
彼女の恐怖に耐えられるか
■その2「姫路セントラルパーク」(兵庫県) ショッキングホラーミュージアム
ミュージアムの恐ろしい秘密とは
■その3「浅草花やしき」(東京都) お化け屋敷 〜桜の怨霊〜
語り継がれる怪談話
■その4「富士急ハイランド」(山梨県) 戦慄迷宮 ~慈急総合病院~
終わりの見えない恐怖の連続
■その5「よこはまコスモワールド」(神奈川県) Dr.エドガーの呪いのコレクション「恐怖の館」
怖がっていることがバレる!?
夏の暑さも吹き飛ばす戦慄の物語が待っている
子どもの頃に行ったお化け屋敷は、飛び出してくる血みどろの人形にとにかく驚かされたという記憶が多い。ただおどろおどろしい人形が並んでいるのを見て回るだけのスタイルや、「ひゅ~どろどろ」という音と共にお菊さん登場……という仕掛けはもはや昔の話である。
現在は、どこも趣向を凝らしたお化け屋敷ばかりなのだ。アクター(演者)が迫真の演技で迫ってきたり、映像や音響に力を入れたりと進化しており、映画さながらに作られたオリジナルのストーリーも奥が深い。
「大人が今さらお化け屋敷?」などと言わず、大人になったからこそ、スリルを楽しみに行くべし。その時あなたは本当の恐怖を知ることになる……かも知れない。
■その1「ジョイポリス」(東京都)
きっと来る… 貞子 ~呪い占いの館~


・一般600円(パスポート利用可)
彼女の恐怖に耐えられるか
大ヒット映画『リング』に登場して以来、多くの人々を絶望させてきた貞子の怖さを再び体験できる。危険な「呪い占い」を行ってしまったゲストは、貞子から逃げるためにある場所に逃げ込む。歩いて進むウォークスルー形式から急遽、閉鎖空間へと移り変わる緊迫した状況下で、アクターの演技と臨場感たっぷりの仕掛けが恐怖を煽る。
東京都港区台場1-6-1 デックス東京ビーチ3~5F
TEL/03-5500-1801
営業時間/10:00~22:00(日によって異なる)
アクセス/新交通ゆりかもめ「お台場海浜公園駅」より徒歩約2分
■その2「姫路セントラルパーク」(兵庫県)
ショッキングホラーミュージアム


・一般500円
ミュージアムの恐ろしい秘密とは
深夜のミュージアムという恐怖心も好奇心も煽られるシチュエーションに足もすくむ。ゲストは電気会社の社員であり、停電したミュージアムの発電機の修理をするため、深夜に電話で呼び出されるという設定。ゲストはブレーカーのスイッチを上げながら進まなければならないが、スイッチを押すごとに仕掛けが起きる。
また和風の昔ながらのお化け屋敷ではなく、洋風の建物というのも、ひと味違った感覚を味わえるポイントだ。もう一つの特徴は入り口で懐中電灯を渡されること。ただ道に従って歩くのではなく、自分の視点だけが明るく照らされることで周囲が余計に暗く感じる。一歩進むのにも勇気が必要に。
兵庫県姫路市豊富町神谷1436-1
TEL/079-265-5081
営業時間/10:00~17:00
アクセス/JR「姫路駅」よりバスで約25分
■その3「浅草花やしき」(東京都)
お化け屋敷 〜桜の怨霊〜


・一般300円(フリーパス可)
語り継がれる怪談話
これぞお化け屋敷と言う純和風の佇まいが、浅草という立地と相まって、高い人気を誇っている。レトロなお化け屋敷と侮ることなかれ。開園170年を迎える日本最古の遊園地という背景を生かした怪談話がテーマとなっており、本当にあった話ではないかと思わせるリアルさがより緊張感を高める。
物語の中心になるのは、一本の桜の木。怨霊が宿るといわれていたこの木を切ってしまったことから始まる呪いの現象の数々。立ち止まらずに出口を目指そう。
東京都台東区浅草2-28-1
TEL/03-3842-8780
営業時間/10:00~18:00(季節・天候によって異なる)
アクセス/東京メトロ・都営地下鉄「浅草駅」より徒歩約5分
■その4「富士急ハイランド」(山梨県)
戦慄迷宮 ~慈急総合病院~


・8000円(1組4名まで) ※フリーパスの場合3000円(1組3名まで)時期により変動あり
終わりの見えない恐怖の連続
コース全長は900m。所要時間は50分。世界最長・最恐レベルのお化け屋敷として世界的にも有名。見る者を震え上がらせる亡骸だけでなく、消毒液の臭いなど五感に迫る仕掛けに至るまでハイクラスなお化け屋敷。
山梨県富士吉田市新西原5-6-1
TEL/0555-23-2111
営業時間/9:00~17:00(曜日・季節によって異なる)
アクセス/富士急行線「富士急ハイランド駅」下車すぐ
■その5「よこはまコスモワールド」(神奈川県)
Dr.エドガーの呪いのコレクション「恐怖の館」


・一般500円
怖がっていることがバレる!?
Dr.エドガーによる恐怖の実験が繰り広げられる洋館が舞台。恐怖度診断で怖がりがバレてしまう、ほかにはないシステムが面白い。蝋燭をどれだけ怖がらず、動揺せずに持ち続けられるかがポイントとなる。
神奈川県横浜市中区新港2-8-1
TEL/045-641-6591
営業時間/11:00~21:00
アクセス/みなとみらい線「みなとみらい駅」よりすぐ