イギリス・ケンブリッジ大学の研究チームは、寒中水泳に認知症のような神経変性疾患を予防する可能性があることを発表しました。

同チームが2015年に発表した研究で、「RBM3」という低温ショックタンパク質にマウスの認知症の進行を抑制する効果が特定されており、このタンパク質は主に冬眠をする哺乳動物に見られます。

しかし、この度の最新研究により、寒中水泳をする人の血中から世界で初めてRBM3タンパク質が検出されたのです。

本研究は、科学雑誌にはまだ掲載されておらず、オンライン上で発表されています。

目次
冬眠する動物は自動で脳を修復していた?
脳を回復させる「低温ショックタンパク質」とは